memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

タンカー爆発で死傷事故   インドネシア

2014-08-22 00:01:51 | 海事

8月15日インドネシア国籍タンカーM7がスマトラ南部のジャワ海のBangka海峡を通航中に爆発1人死亡、3人がゆくえ不明となった(8月19日SNT)

爆発は機関室で発生船体に燃え広がったという。事故の際には21人が乗組んでいた。船長は乗組員に対し海中に飛び込むよう指示、4人は死亡したものと見られ、17人が救助されたが火傷を負った。タンカーは漂流しているが船体が冷えるのを待ってサルベージが行われる。本船はジャカルタのJalur Anugerah社が運航、凝縮油を積んでスマトラのパレンバンからジャカルタに向かっていたもの。


フカヒレの販売は引き続き減少  中国

2014-08-22 00:01:14 | 

野生由来の製品の削減に努めている非営利団体のWildAidによれば、過去2年間フカヒレ市場は減少しているという。フカヒレ需要の減退は昨年の中国当局発表資料からも明らかである(8月8日TreeHugger)

フカヒレスープは中国では美味として供され、たった一碗が100ドルもする。フカヒレ採取により数種類のサメが消滅に向かっている。WildAidは毎年7300万尾のサメが殺されているという。漁獲後、サメは生きたままでヒレを切り取られ、その体躯のほうは海に捨てられ血を流しながら沈んでゆく。 

WildAid はフカヒレ取引の盛んな都市のひとつ中国広東省の卸売りと小売業者に聞き取り調査を行った。その結果小売価格が47%、卸売価格が57%下落したことを掴んだ。この市場を追跡することは挑戦である。多くのフカヒレ製品は中国では無規制かつ記録が無い。香港から中国への輸出はフカヒレ需要を知るもうひとつの指標であるが昨年は90%減少したと香港のWWFは伝えている。この2,3年間でフカヒレ需要が縮小した理由にはいくつかが挙げられにより行われた消費者調査ではフカヒレ需要減退のもっとも大きな要因は大衆にたいする注意喚起のキャンペーンであるという。WildAidのYao Ming, Jackie Chan やDavid Beckham有名人を起用したキャンペーンも特に成功を収めた。

又他の理由もある。Matthew Zuras linksは政府による豪華な贈り物や宴会などの汚職取り締まりの努力も功をそうしたという。そうした機会にはフカヒレがもっぱら用いられていた。政府は2012年公式晩餐の席でのフカヒレの提供を禁じた。また一般消費者らは偽物のフカヒレ製品を嫌ったこともあるとWildAidsは伝えている。とはいえ、中国政府が真剣に絶滅種のサメの保護に取り組むなら、フカヒレ製品の販売を完全に禁止すべきである。


アイルランド海の魚資源の懸念

2014-08-22 00:00:13 | 水産・海洋

EUによる規制や釣りの規制にもかかわらず、アイルランド海や内海の魚資源は減少を続けている(8月8日FUD)

農業食料生物科学研究所は政府のためにその監視を続けているが、温暖化が原意と見られるという。このことはウナギ資源にも影響する。AFBIの漁業水棲資源部門長のWalter Crozierは漁業界は減少を止めるための努力を行っているという。「アイルランド海のマダラ資源はここ数十年非常に悪い状況にある。このことから我々はEU審議会に漁獲の削減を提唱している」と彼は言う。