スコットランド漁民は昨日新たなボデイブローを食らった。サバが見下されたことによるもの(3月12日DailyRecord)
漁民のリーダーはこの決定は仕事を失うことにつながると発言。MSC海洋管理委員会はアイスランドとファロー諸島による過剰漁獲を理由にこの脂のある魚についての持続性の証明を中止した。スコットランドの漁船の船長らはこの動きによりMSCロゴが欲しい海外のバイヤーやスーパーマーケットの買い付けに影響が出るであろうと警戒している。
スコットランド表層魚漁業者協会のCEのIan Gattは「我々がMSC承認規則を順守していたにもかかわらずサバ漁業がMSCロゴを失うことに非常に失望している。これは外部の非承認漁業体によるものだ」と。「承認からの撤退は間違いなく欧州に輸出を行っているスコットランドの生産者に痛手となる」と。スコットランド漁業者連盟のCEのBertie Armstrongは「,MSC認定の喪失は多くの努力を行ってきたスコットランド漁船団にとって助けにならない」
MSC は北東大西洋のサバについて今月末までに国際間の漁獲枠交渉が決まらなければ3月30日以降承認を取りやめると決定した。漁業者のリーダーらは英国とスコットランド政府に対し“賢明な合意”をするよう求めた。Labour’s fisheries の報道担当のFiona O’Donnellは「このスコットランド船団にたいする承認中止の決定はスコットランドにとって手痛い一撃だ」と。
「スコットランド船団と生産者はアイスランドとファロー諸島の無責任な行動によって失うことになる。彼らは北大西洋資源について甘い汁を吸っている」 「英国政府はサバ資源とスコットランドの雇用確保のために動くべきだ」