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放射性物質吸着材「天然ゼオライト」

2011-04-08 | 日記
YOMIURI ONLINE」の「汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志」( 2011年4月7日21時32分 )

 東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる高濃度の放射性物質を含む水の浄化に仙台市青葉区愛子(あやし)で採れる鉱物「天然ゼオライト」が有望であることを日本原子力学会の有志らがまとめ、7日発表した。

 研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学と日本原子力研究開発機構の計59人。福島第一原発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助になればと、自主的にデータを集めた。

 実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。


 放射性物質を吸着する鉱物がみつかった、と報じられています。



 凄いですね。しかし、

 10グラムで100ミリ・リットルということは、100グラムで1リットル。100キロ・グラムで1000リットル=1トンです。

 とすると、数万トンの汚染水があるといわれているので (下記報道参照) 、100キロ・グラムの数万倍、すなわち数千トンの「天然ゼオライト」が要る(いる)計算になります。「鉱石」レベルで換算すれば、さらに大量の鉱石が必要なはずです。

 そんなにあるんでしょうか?



 もちろん実験の際に「放射性セシウムを溶かした海水」の濃度次第で上記計算は変わってきますが、

 原則として汚染水は浄化せず、容器に閉じこめる (浄化するのは例外的な場合) という形になるものとみられます。



YOMIURI ONLINE」の「福島第一2号機、高濃度汚染水の流出止まる」( 2011年4月6日14時35分 )

 東京電力福島第一原子力発電所2号機の取水口近くから海に流れ込んでいた、高濃度の放射性物質を含む汚染水は、6日朝までに流出が止まった。

 東電が同日午前5時半過ぎに確認し、発表した。しかし、高濃度汚染水は、1~3号機で続く原子炉冷却のための注水で増えているとみられ、本格的な復旧作業の妨げとなっている。東電は、タービン建屋地階などにたまった汚染水の除去に全力を挙げる。

 東電は5日から、流出ルートとみられる電源ケーブル作業用トンネルの立て坑周辺などで、止水作業を行った。立て坑下の砕石層など9か所に、汚染水の流れを止める固化剤である水ガラスを注入、その効果が表れたとみられる。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、1~3号機のタービン建屋地階などにたまっている高濃度汚染水は約6万トン。本格的な原子炉冷却システムを復旧するには地階で作業する必要があるため、東電は、すでに水がたまっている「復水器」や集中廃棄物処理施設を空にし、汚染水の回収先を確保する作業を急いでいる。

 しかし、回収先の総容量約6万トンのうち約2万トン分がすでに満水で、収容可能量は約4万トンに過ぎない。高濃度汚染水は海に捨てられないため、東電は、約2万トン分を収容できる大小の仮設タンクを400個以上調達する。




■追記
 「天然ゼオライト」は総称でした。wikipeida の「沸石」(ふっせき,zeolite)の項を参照しました。明記されていませんが、すくなくとも「ごく希少」な物質ではないと思われます。
 つまり本文中の私の主張は(おそらく)誤りです。
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