言語空間+備忘録

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貧困層の規模

2009-06-15 | 日記
門倉貴史 『貧困ビジネス』 (p.14)

 「貧困ビジネス」のターゲットとなる貧困層というのは、「ワーキングプア」や「日雇い派遣」、「生活保護受給者」、「ホームレス」、「ネットカフェ難民」、「多重債務者」といった人たちです。「ワーキングプア」であると同時に「ネットカフェ難民」の人もいますし、あるいは「ネットカフェ難民」であると同時に「多重債務者」の人もいるのですが、それぞれがどれぐらいの人数になっているかを確認しておきましょう(図表2)。

図表2 「貧困ビジネス」のターゲットになりやすい人たち
  貧困ビジネスのターゲット  人数(万人)  調査時点
  ワーキングプア(働く貧困層)  1308    07年
  短期派遣労働者(日雇いを含む) 346    07年
  生活保護受給者        157    08年7月
  ホームレス           1.85   07年
  ネットカフェ難民        0.54   07年
  多重債務者(5件以上)      97    08年9月
(出所) 総務省「就業構造基本調査」、厚生労働省資料、金融庁資料に基づき筆者作成
(引用者註: ここでは、ワーキングプアを、年収が200万円に届かないフルタイム労働者と定義しています)

(中略)

 これらすべてを含めると、「貧困ビジネス」のターゲットになる貧困層がかなりの数に上ることが分かるでしょう。

(中略)

 一方、年収が2000万円を超える高所得層は2007年で161万人となっています。

(中略)

 このように「貧困ビジネス」は、市場規模から判断する限り、すでに大きなマーケットを形成しているといえます。


 簡単のため、すべてが重複している、と考えると、1308万人の貧困層が存在している、となります。概算で、国民の 1 割、10 人に 1 人が貧困層になっている計算です。( 通常、すべてが重複していることはありえないので ) 実際には、貧困層の規模はもっと大きいはずです。

 その逆の、高所得層についてですが、年収 2000 万円が高所得なのか、かなり疑問です。けれども、この定義で計算すれば、国民の 1 パーセント、100 人に 1 人が高所得層に含まれます。( 年収 2000 万円で区切ったために ) かなり多くの人が含まれています。


 この本では、「貧困ビジネス」 は、「すでに大きなマーケットを形成している」 としています。


■追記
 引用部分に table タグを入れたところ、おかしな表示になったので、空白で区切って表を示しています。読めれば用は足りますので。
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