言語空間+備忘録

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ダライ・ラマ、90歳頃に輪廻制度の存否決定

2011-09-25 | 日記
時事ドットコム」の「90歳で輪廻制度の存否決定=ダライ・ラマ、中国けん制か」( 2011/09/24-23:58 )

 【ニューデリー時事】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(76)は24日、声明を出し、数百年の歴史を持つダライ・ラマの輪廻(りんね)転生制度について、「私が90歳ごろになった時に制度を存続させるかを決定する」と明言した。この発言は、当面はチベット亡命政府の現体制を維持する意欲を示した上で、自分が死去した後の後継者選びに介入しようとする中国をけん制し、主導権を握る強い意志を表明したものとみられる。
 チベット仏教の伝統ではダライ・ラマ14世が死去した場合、亡命政府は生まれ変わりの15世を探す必要がある。しかし、チベット支配を固めたい中国はこれに対抗し、自ら認定した親中派のパンチェン・ラマ11世を通じ、独自に15世を選ぶと予想されている。


 ダライ・ラマ14世が、数百年の歴史を持つダライ・ラマの輪廻(りんね)転生制度について、「私が90歳ごろになった時に制度を存続させるかを決定する」と明言した、と報じられています。



 中国の介入を阻止し、対抗したいという気持ちはわかります。

 しかし、輪廻転生制度を否定してしまえば、チベット仏教の否定になってしまうのではないかと、それが気がかりです。



 とはいえ、「生まれ」によって身分(指導者)が決定される「伝統」は、いかがなものか、という感じもします。他の人々は、どんな努力を行ったところで、決して最高指導者にはなれないわけで、そこのところに疑問は感じます。

 また、「生まれ変わり」を見つけたと思っていたら、「間違えていた!」ということも考えられますし、

 そもそも、「すぐに」生まれ変わるとはかぎらないと思いませんか? 数十年後に生まれ変わるかもしれませんよね。



 このように考えてくると、再考し「制度を存続させるかを決定する」ことは、よいことだともいえるのかもしれませんが、それはすなわち、これまでのチベット仏教(…の伝統)を否定することにもつながりかねず、ダライ・ラマ14世の「正当性」(=最高指導者であることの正当性) にも疑問を投げかけることになります。

 ダライ・ラマ14世(76)が「私が90歳ごろになった時に」制度存続の可否を決定する、と言っているのも、このあたりのことが考慮されているのかもしれません。



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