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非正規雇用者は年金加入率が低い

2009-08-24 | 日記
小林良暢 『なぜ雇用格差はなくならないのか』 ( p.166 )

 「消えた年金」の問題は、すでに三年目を迎えても解決の目処はついていない。仮に解決したとしても、それは年金に加入していた人たちの「消えた」部分が回復するだけの話であって、もともと年金に加入していなかった人たちや、入っていても支給要件に満たなくて年金がもらえなかったり、支給を受けても額が少なくて老後の生活が送れない人たちの問題は、未解決のままである。
 雇用の非正規化が進み、年金保険未加入の人が増え続け、将来の無年金層拡大をもたらすという現実の方が、「消えた年金」もさることながら、もっと看過できない大問題であろう。
 では、非正社員のうち社会保険に未加入の人たちは、実際どのくらいいるのだろうか。厚生労働省の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」によると(図表8-1)、正社員の公的年金への加入率は九九・三%であるが、契約社員は七二・二%、嘱託社員は八四・二%、出向社員は八九・三%と高いことがわかる。正社員はともかくとして、契約社員や嘱託社員、出向社員は正社員と同じ勤務体制で変わりなく、社会保険に加入しているので、年金加入率が高くなっているのは当然である。
 しかし、派遣社員の場合は六七・三%、パートタイマーは三四・七%、請負労働者や期間工などが含まれる臨時的雇用者は二二・七%と低くなっている。非正社員計でも加入率は四七・一%に留まり、残りの五三%が公的年金制度に未加入である。


 非正規雇用の人たちには、年金についても問題がある、と書かれています。



 非正規雇用については、雇用保険が適用されない、といった問題もさることながら、年金未加入者が多く、年金を受け取れないおそれがあることも、問題になります。

 年金については、破綻すると予想しているので支払わない、という人も多いかとは思いますが、非正規雇用の人たちの場合、払う余裕がない、という人が多いのではないかと思います。もちろん、非正規雇用であっても、支払っている人がいることを忘れてはなりませんが、ほとんどの場合、( 今の生活が大変なので ) 年金どころではない、ということなのだろうと思います。

 「消えた年金」 も含め、問題だらけですが、年金についても、対策を考えたいと思います。
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