言語空間+備忘録

メモ (備忘録) をつけながら、私なりの言論を形成すること (言語空間) を目指しています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

放射線、「健康に直ちに影響はない」が…

2011-03-30 | 日記
(註) この記事には補足(訂正)情報があります。
  「放射線による人体への影響」も併せ(あわせ)ご覧ください。



西日本新聞」の「「放射能被害を過小評価」 ロシアの科学者 福島原発を懸念」( 2011年3月27日 00:10 )

 旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士が25日、ワシントンで記者会見し、福島第1原発事故の状況に強い懸念を示した。博士の発言要旨は次の通り。

 チェルノブイリ事故の放射性降下物は計約5千万キュリーだが、福島第1原発は今のところ私の知る限り約200万キュリーで格段に少ない。チェルノブイリは爆発とともに何日も核燃料が燃え続けたが、福島ではそういう事態はなく状況は明らかに違う。

 だが、福島第1はチェルノブイリより人口密集地に位置し、200キロの距離に人口3千万人の巨大首都圏がある。さらに、福島第1の3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電だ。もしここからプルトニウムが大量に放出される事態となれば、極めて甚大な被害が生じる。除去は不可能で、人が住めない土地が生まれる。それを大変懸念している。

 チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。

 セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。

 日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。


 旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は、

   放射線の影響は長期間に及ぶ。
   日本政府の「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。
   直ちにではないが、影響はあるということだからだ、

と述べた、と報じられています。



 博士の主張のうち、
放射能の影響は7世代に及ぶ
という部分は「変」だと思います。7世代といえば、およそ140年です。チェルノブイリ原発事故は1986年。とすれば、「なぜ、7世代に及ぶとわかるのか」という疑問があります。

 しかし、
 セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。
という部分は、「推測を含まず、たんに調査結果のみを述べている」と考えられるので、信頼に値すると考えられます。



 これと同種の主張 (=放射線の影響は長期間に及ぶ) をしている記事がありましたので、引用します (↓) 。

 (下記)記事のうち、「86年のチェルノブイリ原発事故では、事故の約5年後から、子どもや若者が次々と発病しました」という部分が重要です。「健康に直ちに影響はない」が、「約5年後から」発病する、と考えられるからです。



日刊ゲンダイ」の「放射性ヨウ素が引き起こす甲状腺がんの怖さ
」( 2011年3月29日 )

喉仏に違和感があったら注意

福島第1原発の1~6号機の放水口付近の海水から検出された放射性物質の値は驚愕(きょうがく)だ。特に甲状腺がんを誘発するとされる放射性ヨウ素は法令基準限度の1150~1850倍とハンパじゃなかった。海藻を多く食べる日本人は、欧米人に比べて甲状腺がんのリスクは低いといわれるが、安全ラインをこれだけオーバーしたら影響を心配せざるを得ない。
「子どもの甲状腺がんの発症率は5年で約130倍に増えた」――。長野県松本市の菅谷昭市長は25日、内閣府の食品安全委員会でこう声を張り上げた。菅谷市長は元信州大医学部助教授で、チェルノブイリ原発事故の医療支援活動に最前線で関わった人物。その経験を買われ、参考人で招かれた「第一人者」が、警鐘を乱打したのである。
 甲状腺は、喉仏の下にある内分泌器官で、主に体の新陳代謝の調節をするホルモンを分泌する。そこに腫瘍ができるのが甲状腺がんだ。
「86年のチェルノブイリ原発事故では、事故の約5年後から、子どもや若者が次々と発病しました。乳幼児期に放射能で汚染された水や食べ物を摂取したためとみられ、およそ5000人の患者が見つかったのです」(医療ジャーナリスト)
 チェルノブイリ原発事故の医療活動を支援してきた「NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク」の河上雅夫代表はこう言う。
「ヨウ素131は体に入ると甲状腺に集まり、蓄積されます。乳幼児は細胞分裂が活発なため、どんどん吸収されるのです。甲状腺がんは早期発見すれば治る確率は高いが、発見が遅れると他の臓器に転移するおそれがあります」
 救いは、喉仏に腫瘍ができるので違和感があることだ。だから、早期発見しやすい。とはいえ、若い人は進行が速いのでやっかいだ。放射線情報に注意するに越したことはない。




■追記
 「放射線による人体への影響
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 東京電力の電力使用状況メー... | トップ | 放射線による人体への影響 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。