言語空間+備忘録

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経済対策の三類型

2009-07-25 | 日記
高橋洋一・長谷川幸洋 『百年に一度の危機から日本経済を救う会議』 ( p.39 )

高橋  福田総理が退陣を表明した翌日の九月二日に原稿依頼があって、九月五日付の『日経新聞』の「経済教室」を書いたのですが、原稿では最初、「守旧バラマキ派」「増税派」「上げ潮派」と、三類型を書いたわけです。それはあんまりだから、結局、「オールド・ケインジアン」と「財政重視主義者」と「上げ潮派」の三類型に書き直したのですが(笑)。蓋を開ければ、「守旧バラマキ派」は麻生さんで、「増税派」は与謝野さん、「上げ潮派」はまあ中川さんというところでしょう。
 それはともかく、経済成長を重視するのは「守旧バラマキ派」と「上げ潮派」。財政再建を重視するのは「増税派」と「上げ潮派」ということになります。ただ、同じ財政再建でも、「増税派」は税金をたくさん集めるという発想をするから、その意味では必ずしも「小さい政府」を志向しているとはいえない。ざっくりいってしまえば、「増税派」も「守旧バラマキ派」も「大きな政府志向」ということになる。
 それに、麻生さんの経済政策の顧問は、野村総研のリチャード・クー氏だといわれています。もし麻生さんがその路線で、積極的な公共投資を推し進めたら、まさに「失われた九〇年代」の再現になりますよ。


 経済対策の三類型が示されています。これを一覧表にまとめました。


守旧バラマキ派増税派上げ潮派
ケインジアン財政重視主義者上げ潮派
代表的政治家麻生与謝野中川
経済成長重視×
財政再建重視×
政府のサイズ大きな政府大きな政府小さな政府



 上記三類型を表現する際に、ケインズ主義に対して、「守旧バラマキ派」 などと、かなり辛辣な表現をされています。


 私は以前、リチャード・クー氏の著書を読みましたが、彼の言説には説得力があると思います ( 私は、バラマキ政策がよいとは思っていません ) 。

 意見が割れているのは、「あまりにも長く不況が続くので、どうしたらよいかわからない」 面もあるのではないかと思います。( 高橋さんの見解が間違っている 「かもしれない」 のですから ) そこまで辛辣に表現しなくともよいのではないか、と思います。
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