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中国はおそらく、民主化する気はない

2010-12-12 | 日記
産経ニュース」の「「傲慢」「危害」…中国政府いらだちピーク 平和賞授賞式を前に」( 2010.12.10 09:35 )

 【北京=川越一】中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式を翌日に控えた9日、中国政府は劉氏の授賞に反対する立場を強いトーンで改めて主張、当局内のいらだちがピークに達していることをうかがわせた。

 中国政府は、米下院が8日、劉氏の釈放を要求する決議案を圧倒的多数で採択したことに反発。外務省の姜瑜報道官は9日の定例記者会見で、「一部の米議員に誤った言行をやめ、傲慢(ごうまん)な態度を改めるよう促す」と、米議会に対する敵対心をあらわにした。

 姜報道官は、国際社会がノーベル平和賞に値すると認める劉氏の業績を「一般的な評論の範疇(はんちゅう)を超えた、現実社会に危害を与える行為」と表現。「今年の平和賞に多くの人が反対している理由を考えるべきだ」と国際世論に耳をふさいでいる。

 また、報道規制も強めており、米CNNや英BBCのウェブサイトの閲覧を制限している。


 中国の民主化を求める主張を平和的な手段で行った劉暁波氏について、「一般的な評論の範疇(はんちゅう)を超えた、現実社会に危害を与える行為」と表現し、国際世論とは正反対の主張を中国が行っている、と報じられています。



 正反対の主張を行っているためでしょうか、「報道規制も強めており、米CNNや英BBCのウェブサイトの閲覧を制限している」とも報じられています。



産経ニュース」の「【ノーベル賞授賞式】警戒強める中国当局 国際社会と“冷戦”」( 2010.12.11 00:12 )

 【北京=川越一】中国外務省の姜瑜報道官は10日、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与について、「政治的茶番劇が、特色ある社会主義の道を進むという中国国民の決心、確信を揺るがすことはいささかもない」などとする談話を発表した。

 中国の民主化を求める国際社会の動きを“冷戦”と表現した姜報道官は、「一部の者の陰謀が目的を達することはない」と述べ、ノーベル賞委員会や西側諸国を非難。「100以上の国家や重要な国際組織が中国の正義の立場を理解し、支持している」と現実と乖離(かいり)した主張を繰り返した。

 劉氏の受賞で、民主化機運が高まることを警戒する中国当局は、授賞を祝うことさえ許さない徹底姿勢で授賞式当日を迎えた。

 外部との接触を禁じられている劉氏の妻、劉霞さんが住む北京市内のマンション前では、報道陣を公安当局者が追い返す光景が繰り返された。


 中国が現実と乖離した主張を繰り返している、と報じられています。



産経ニュース」の「中国紙「授賞式は笑い話になった」」( 2010.12.12 09:04 )

 中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式について、11日付の中国青年報は「“(本人)欠席”の授賞式は笑い話になった」との見出しをつけ、国営新華社通信が配信した署名入り論評を掲載した。原題は「公正な道理は人心にある」。国際社会の多くが中国の主張を支持しているとの“幻想”を繰り返し、式典に出席したのは各国・組織の下級官員だったと主張した。(北京 川越一)


 中国がまた、国際社会の多くが中国の主張を支持しているとの「幻想」を繰り返した、と報じられています。



 中国はあくまでも、自国の主張を変えないことが「はっきり」し、中国が「特異な国」であることが浮き彫りになったわけですが、

 日本にとって、これは好ましい影響をもたらすのではないかと思います。



 中国の主張は、「我々の主張は正しい、国際社会の主張は間違っている」といった正当な言論のレベルを逸脱しており、「白を黒と言う」といったレベルに達しているといえるでしょう。これはもはや、「ものの考えかた」の次元ではなく、「事実をねじ曲げている」といえるからです。

 このような中国の態度を見ていると、トンチンカンなアドバイスをされて (私が) 困っているにもかかわらず、「アドバイスしてやってるんだ!!」と怒鳴ったり、勝手にカネを振り込まれて (私が) 困っていると伝えているにもかかわらず、「なんだ~あ? あれは? 迷惑だと言ってるのと同じじゃないか!! 温情だーーーっ!!」と怒鳴ったりした湯山孝弘弁護士を思い出してしまいます。湯山弁護士の態度も、「白を黒と言う」「事実をねじ曲げている」といえるからです。

 この2つの事例を比較すると、中国政府の意図が「なんとなくわかる」のではないかと思います。湯山弁護士の場合には、「カネをやったんだから」と、暗に「あること」を公的機関に伝えないように要求してきましたので、「なにがなんでも」隠すようにアドバイス(?)し、「なにがなんでも」温情(?)として私にカネを渡す必要があった、と考えられます。つまり、同様に類推すれば、中国政府は、「なにがなんでも」自分は正しいと主張する必要性があるのではないか、と考えられます。

 中国政府に、「なにがなんでも」中国は正しい、と主張する必要性があるとすれば、それは中国政府には「民主化する気はまったくない」ということではないでしょうか。もちろん、「まったく」ないとまでは言えないのかもしれませんが、すくなくとも、「ほとんど」民主化する気はない、とみてよいでしょう。

 したがって、中国においては、政治的な民主化は「当面、あり得ない」と考えられます。私の個人的な経験をもとに洞察しているにすぎませんが、おそらくこの予測は当たっているのではないかと思います。



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1 コメント

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中国の民主化は、あと15~30年以内 (四葉のクローバー)
2011-05-30 13:36:55
中国が今すぐ、例えば5~10年以内に民主化するのは、無理だと思います。

しかし、今の中国は、ソ連が崩壊する少し前の状態に酷似しています。

例えば、
1)共産党幹部の腐敗(賄賂・汚職の横行)
2)民主化指導者や反政府ジャーナリストなどへの抑圧
3)民族間の軋轢の激化
4)貧富の差の拡大
などです。

但し、ソ連と異なる点は、中国の場合、経済が好調だということです。

従って、共産党一党独裁は今すぐには崩壊しないでしょう。

しかし、私の予測では、早くて2025年頃、遅くとも2040年までには、中国共産党による一党独裁体制は崩壊し、民主化が実現すると思います。

15~30年後も、この言論空間が続いていれば、今回の私のコメントを、多くの読者に、読み返して頂きたいものです。

以上

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