言語空間+備忘録

メモ (備忘録) をつけながら、私なりの言論を形成すること (言語空間) を目指しています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

今年のノーベル平和賞と孔子平和賞

2011-12-11 | 日記
asahi.com」の「ノーベル賞に対抗の中国・孔子平和賞、プーチン氏に」( 2011年12月11日15時17分 )

 ノーベル平和賞に対抗して中国で創設された「孔子平和賞」の今年の受賞者がロシアのプーチン首相に決まり、北京で9日、本人不在の授賞式があった。インタファクス通信が伝えた。首相の代わりに、北京大学で学ぶロシア人女子学生2人が出席した。

 同通信によると、受賞理由は、北大西洋条約機構(NATO)によるリビア攻撃に強固に反対したことという。

 賞は昨年、中国の獄中の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏のノーベル平和賞受賞に反発した中国の団体が創設。この団体が違反行為をしたとして中国当局は今年の授賞式を中止にしたが、選考委員会のメンバーが香港に別の団体を設立、事業を継いだという。(モスクワ=関根和弘)


 ノーベル平和賞に対抗して創設された中国・孔子平和賞が、プーチン氏に贈られた。北京で9日、本人不在の授賞式があった、と報じられています。



 中国の孔子平和賞に対しては、中国人のあいだに「恥ずかしいのでやめてほしい」という声もあったためか、中国当局は孔子平和賞を創設した「団体が違反行為をした」ことを名目に「今年の授賞式を中止にした」のだと思われますが、

 「選考委員会のメンバーが香港に別の団体を設立、事業を継いだ」と報じられているので、中国人のなかには「愛国心にあふれた」人々もいることがわかります。

 もちろん、ここにいう「愛国心にあふれた」とは、
昨年の劉暁波氏に対するノーベル賞授与に政治的な「反中」メッセージを読み取り、対抗するために、意図的に「反欧米」メッセージを込めた孔子平和賞を創設しようとする態度
を指しています。これが「本当の」愛国心といえるのかは、議論の余地があります。



 ところで、「本物の」ノーベル平和賞は今年、中国とは無縁の人物に授与されたようです。これは暗に、昨年、中国の民主活動家・劉暁波氏にノーベル平和賞を授与したことには「反中」の意図はないと述べています。

 今年、孔子平和賞が「北大西洋条約機構(NATO)によるリビア攻撃に強固に反対した」プーチン首相に贈られ、「反欧米」の姿勢を堅持し、欧米への「対抗意識むきだし」であることを考えれば、

 孔子平和賞を推進しようとする人々にとっては、「恥ずかしい」状態になったともいえます。彼らは面子を潰された格好になったわけで、孔子平和賞推進メンバーがどういう反応をするのか、来年以降、孔子平和賞は廃止されるのか、その動向に注目したいと思います。



CNN.co.jp」の「ノーベル平和賞、リベリア大統領ら女性3氏が受賞スピーチ」( 2011.12.11 Sun posted at: 11:01 JST )

(CNN) 今年のノーベル平和賞の授賞式が10日、オスロで開催され、受賞した女性3人が、「平等を目指して闘う世界の女性たちのために」とそれぞれスピーチした。

今年の受賞者は、リベリア大統領のエレン・サーリーフ氏(73)、同国の平和活動家リーマ・ボウイー氏(39)、イエメンの人権活動家タワックル・カルマン氏(32)。女性への差別や性的暴力、抑圧に対し、非暴力で闘ったことなどが評価された。

3人にはメダルと賞状、賞金1000万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)が贈られた。

ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は式典で「この舞台で皆さんにお会いする時を、ノルウェーの全国民が待ち望んでいました」とあいさつし、「女性が天の半分を支える」という中国のことわざを引用。さらに「権力にしがみつくために国民を殺害しているイエメンやシリアの指導者は、自由と人権を求める人類の闘いが絶えることはないことを認識すべきだ」と話した。

サーリーフ氏は、世界の女性に「たとえ人数で負けていても恐れずに不正を非難し、たとえ小さな声でも恐れずに平和を求めよう」と呼び掛けた。「鉄の女」とも呼ばれる同氏は米ハーバード大学を卒業し、民主的選挙で選ばれたアフリカ初の女性大統領として2006年に就任した。

ボウイー氏はリベリアの女性たちが同国にもたらした「誇り」をたたえ、「これは皆さんの賞、私たちの賞です」と語った。

アラブ人女性として初めて平和賞を受賞したカルマン氏は「女性が不当に扱われ、人権を奪われると、結果的として男女を問わずその社会全体に問題が生じる」と訴えた。

昨年の平和賞は中国の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏が受賞したものの、同氏は服役中で授賞式に出席できず、中国に配慮したロシア、サウジアラビア、イランなども欠席した。




■関連記事
 「ノーベル平和賞と、中国の立場
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「ウイグル暴動」への対応に... | トップ | 中国・米国も地球温暖化防止... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。