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金正日総書記が死去

2011-12-19 | 日記
YOMIURI ONLINE」の「金正日総書記が死去…北朝鮮メディアが報道」( 2011年12月19日12時03分 )

 【ソウル=中川孝之】北朝鮮の国営テレビとラジオは19日正午から特別放送を行い、最高指導者の金正日(キムジョンイル)・朝鮮労働党総書記が「17日午前8時半、現地指導に向かう列車内で肉体的過労のため死去した」と発表した。

 69歳だった。国営朝鮮中央通信は「金総書記が心筋梗塞を起こし、心原性ショックを併発した」としている。金総書記は、核兵器・弾道ミサイル開発を主導し、日本人拉致事件にも深く関与していた。同通信は、三男の正恩(ジョンウン)氏(28)の統治に移行すると正式に伝えた。ただ、北朝鮮が今後、権力移行期に不安定化する可能性は高い。1994年の金日成(キムイルソン)主席死去後、97年10月に総書記に就くなど17年にわたり独裁体制を敷いてきた。

 死去を伝える朝鮮中央テレビでは、黒いチマチョゴリ姿で登場した女性アナウンサーが金総書記の死去を伝え、途中で金総書記の黒縁の遺影が映し出された。朝鮮中央通信が伝えた「医学的結論書」の内容によると、金総書記は心臓・脳血管疾病の治療を長期間受けていた。同通信によると、葬儀は28日に平壌で国葬として行われ、遺体は、金日成主席の遺体がある平壌の錦繍山記念宮殿に安置される。


 北朝鮮の金正日・朝鮮労働党総書記が死去したと報じられている、と報じられています。



 大ニュースですね。おそらくこれが、明日の朝刊一面トップ記事でしょう。

 下記の報道(日経)では、今後の問題が述べられています。それによれば、
  1. 後継の正恩氏の権力掌握がスムーズにいくか。人民軍の統率を保てるか。
  2. 北朝鮮が今後、対外強硬姿勢をとらないか。
  3. 大量の脱北者・難民が発生しないか。暴動や略奪が頻発して社会が不安定化しないか。
  4. 核物質や核技術が拡散しないか。
  5. 日本人拉致問題はどうなるのか。
  6. 南北朝鮮間の関係はどうなるのか。
が焦点となるようです。



 来年は、台湾を皮切りに、(中国やアメリカなど)日本をとりまく各国で、指導者の交代(または選挙)が次々に予定されています。日本をとりまく政治状況も激変する可能性があります。

 そこで、明日以降、このブログでは安全保障問題を考えます。引用する本は『日米同盟 vs. 中国・北朝鮮』(リチャード・L・アーミテージ、ジョセフ・S・ナイJr、春原剛3者の対談)です。引用は年内に終わらず、年を越す予定です。

 欧州のソブリン危機問題や、日本の「社会保障と税の一体改革」問題、円高問題など、今後取り上げたい重要テーマはたくさんあるのですが、安全保障は経済よりも重要だと考えます。経済については年明け以降に取り上げます。



日本経済新聞」の「金総書記死去、北東アジア混迷深まる 核拡散に警戒」( 2011/12/19 13:29 )

 【ソウル=尾島島雄】金正日総書記の死去により、核問題をはじめ北東アジア情勢の先行きが混迷の度を深めるのは確実だ。北朝鮮は党や軍など全権を掌握し独裁体制を敷いた金総書記を失い、後継の正恩氏は当面、権力の掌握を最優先課題にするとみられ、対外強硬姿勢をとることを懸念する声もある。核放棄も道半ばで、核物質や核技術の拡散も懸念される。二国間関係でも日本人拉致問題の解決や南北朝鮮の交流・協力に大きな影響を与えるとみられる。

 金総書記の政治スタイルは、外交や内政、経済政策などテーマ毎に各機関から報告を受け、少数の側近から助言を受けて自ら意思決定するというもの。過去にも金総書記が病気などで業務から外れた時は、政策遂行が停滞したとされる。

 父の金日成主席が1994年に死去した時は、すでに息子の金正日氏が後継者としての立場を確立し政策全般を統括していたが、それでも90年代後半は「苦難の行軍」と呼ばれる食糧危機など内部把握に苦心した。

 今回は後継体制が完全に確立する前に最高指導者を失い、体制の混乱は避けられない。特に、金総書記も常に気を配っていた人民軍の統率を保てるかがカギを握る。

 北朝鮮は2005年2月に核保有を宣言、06年と09年に核実験を強行し、弾道ミサイルの開発も継続している。金総書記の死去に伴い、核放棄プロセスは一段と不透明になる。すでに保有する核・ミサイルの管理も国際問題として浮上しそうだ。

 さらに、労働党を頂点にした内部統制システムが緩めば大量の脱北者が発生したり、暴動や略奪が頻発するなど社会が不安定になる事態も想定される。日中韓など周辺国は陸上、海上からの難民流出に神経をとがらせている。

 日朝関係への影響もありそうだ。日本人拉致の問題は長く膠着状態に陥っていただけに、北朝鮮の体制流動化が局面打開のきっかけになるとの見方もあるが、絶対的な指導者がいなくなり問題解決が遠のく可能性もある。

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