言語空間+備忘録

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間接的な方法であるところがミソ

2009-08-22 | 日記
 さて、昨日、私は、「非正規労働者の待遇改善策」 として、正社員の初任給を上げればよい、と述べたのですが、これは、最低賃金の引き上げとは異なります。目指す目的・方向はおなじなのですが、非正規労働者の時給を上げるために、正社員の初任給を上げるという、

   「間接的な」 方法を用いているところがミソ

です。



 直接、最低賃金を引き上げれば、その分、雇用が減るおそれがあります。企業にしてみれば、費用負担の増加につながるからです。

 しかし、正社員の初任給を引き上げた場合、パートやアルバイトの時給には、それほど影響が出ない可能性があります。企業の負担増には、直接的には、つながらないからです。雇用が減るおそれは、ほとんどないと思います。



 もちろんその場合、正規雇用が減って、非正規雇用がますます増加する可能性はあります。

 しかし、非正規雇用を 「例外的な」 雇用ではなく、「正式な」 雇用として認容するなら、問題はないのではないかと思います。もともと、非正規雇用は増加する流れにありますから、正社員の初任給を上げる政策は、この流れを加速させるにすぎません。

 また、同一職種同一賃金であるとはいえ、終身雇用など、安定した雇用を望む労働者にとっては、正社員のほうが好ましいわけですから、学生、あるいは非正規雇用の人々に、( たとえ収入は同じであろうと ) 正社員になろうとする競争効果も認められると思います。

 もちろん、労働者のなかには、正社員になろうとは思わない人もいます。主婦パートなど、主たる収入源が別にある人や、介護など、やむを得ない事情を抱えている人々です。そういう人は、競争に参加せず、同一職種同一賃金の効果がより強く現れることによる、非正規雇用の待遇改善の効果のみを、享受すればよいのです。



 単純に、最低賃金を引き上げる政策に比べ、正社員の初任給を引き上げる、という政策は、

   資本主義的であり、競争を促進する

ことから、好ましいのではないかと思います。
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