言語空間+備忘録

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丹羽宇一郎駐中国大使は更迭すべきである

2011-12-27 | 日記
リチャード・L・アーミテージ ジョセフ・S・ナイJr 春原剛 『日米同盟 vs. 中国・北朝鮮』 ( p.95 )

アーミテージ そういえば、日本はビジネスマンである丹羽宇一郎氏を新しい駐中国大使として北京に派遣しましたね。この人事を私流に解釈させてもらえば、日本は中国に対して「経済問題だけに関心があります」というメッセージを送っているように思えます。もちろん、そうしたメッセージは正しいものではありません。

春原 丹羽大使人事は岡田克也前外相の肝いり人事だった、と日本では解釈されています。「脱官僚」人事の一環として、民間の大物財界人を起用するという意味です。

アーミテージ 知っています。私が言わんとしているのは、中国がこの人事をどのように解釈するかということです。「日本は政治にも安保にも関心はなく、ただ、経済だけを気にかけている」という風に読み取るということです。


 丹羽宇一郎氏を駐中国大使に起用したのは間違いである。なぜなら中国に対し、「日本は政治にも安保にも関心はなく、ただ、経済だけを気にかけている」という印象を与えるからである、と書かれています。



 私も同じことを思っていました。

 元ビジネスマンを大使に据えれば、当然、アーミテージさんが述べておられるような印象を中国に与えます。

 また、尖閣諸島沖漁船事件での丹羽大使の対応には「頼りなさ」が感じられました。この点でも、この人事は失敗だったと思います。

 さらに、丹羽大使は中国に対し、「台湾にも友人がいる」ことを理由に挙げて、日本は台湾との関係を大事にすると述べておられましたが、「丹羽大使の個人的な友人関係」や「個人的な感情」を外交に持ち込むなど、論外だと思います。丹羽大使は大使としてふさわしくないと思います。

 丹羽大使は更迭すべきだと思います。



 なお、誤解を避けるために書き添えますが、私は「日本は台湾を相手にするな、中国を大事にしろ」と主張しているのではありません。台湾を大事にするにしろ、台湾を切り捨てるにしろ、「個人的な友人関係や感情で判断してはならない」と主張しているのです。

 つまり、「台湾にも友人がいるけれども、国益のために台湾を切り捨てる」であるとか、「台湾人よりも中国人の友人が多いけれども、国益のために(中国との関係が悪化しても構わないから)台湾を大事にする」であるとかのように、国益を中心として考えるべきだ、と私は言いたいのです。
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