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ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

イラク戦は上出来だと思う。

2016-10-11 00:23:57 | El mundo de futbol

先日のアジア最終予選のイラク戦を、内容がなかった、と酷評するメディアが多かったけど、僕の目には「よくやった。上出来だ」と映った。

勝てたこと、そして決勝点がミドルだったことは今までの日本になかったことだ。それに清武や原口といった速く長く走れる選手の活躍があったということがうれしい。未来が見えてきたような気がした。ポゼッションサッカーと攻撃的スタイルにこだわる日本人が多いのは承知だし、日本はそういったサッカーで世界に伍するべきだという論者が圧倒的多数だということもよくわかっているけど、それが世界レベルでできる選手がいない以上、いろんなシステムを考えるのは当然なことだと思う。外国から来た監督がどれだけ日本のそういったプレッシャーを感じるのかわからないけど、いままでの監督たちは、オシムを除いて、日本代表の基本スタイルをポゼッションに置いていたことは間違いないし、ぼくの目にはそれがゆえにW杯で沈没してしまった。

攻撃力がないのならまずカテナチオを学ぶべきだし、中盤でのキープ力がないのならプレミアのロングボールを導入して、それを受ける走れる選手を育成すべきだった。日本人は、サッカー選手上がりの人が大半を占めるサッカーマスコミと一緒になってないものねだりをしてきた。いきなり『キャプテン翼』の世界はありえないのに。選手が頑張って、サポーターがスタンドで声を出し続ければ勝利がやってくると考えていたみたいだ。負けるたびに「自分たちのサッカーができなかった」って繰り返すのはもうやめたほうがいい。できなかったから負けたんではなく、させてもらえなかったから負けたのだ。スポーツは負けた時にこそ学ぶべきことがたくさん見えてくるはずなのに、選手もサポーターも問題点をはぐらかして、自分たちの短所を口にする勇気を持てない。メディアに関しては、もう浪花節まがいの記事であふれていて読む気もしない。

確かにイラク戦は危ないシーンがたくさんあって、圧倒して勝ったわけではない。でも、どこも予選突破はしのぎあいであって、まずは結果が先行しなくちゃならない。実力とは思うようにいかなかったときでもなんとか1点でも相手より多くとって勝ち抜く力だ。日本はもっと現実を見たほうがいい。ドラマを作り上げてヒーローを生み出すのもいいけど、やっぱりもっと勝てるサッカーを学んだほうがいい。日本コールを延々とするのも自由だけど、やっぱりひどいプレーをした選手にブーイングを浴びせるファンもいてほしい。原口や清武といった、ヨーロッパのリーグで出番を少なからず与えられている選手の活躍は日本代表にとって光明だ。そうした選手に活躍の場が与えられて、そこにもっていくまでの組み立てがもっと精緻にできるようになれば、予選突破に期待が持てるような気がする。

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