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極東へようこそ!観光客を増やすには・・・

2016-11-28 07:15:00 | 報道/ニュース

11月11日 国際報道2016


アムール川を埋め尽くす流氷。
旅情をそそるシベリア鉄道。
ロシア正教の教会が立ち並ぶ古い町並み。
ロシア極東を日本の大手旅行会社が視察に訪れた。
“日本に一番近いヨーロッパ”と言われるこの地で
新たな観光ツアーを開発したいと考えている。
(大手旅行会社 沖野三郎チーフマネージャー)
「できるだけたくさんの方にロシアに行っていただきたいということで
 新しい旅行の“素材”を探しに来ました。」
開発が遅れている極東の開発に力を入れるプーチン政権。
オペラ・バレエ劇場やカジノなどを次々と建設し
アジアからの観光客を増やそうとしている。
しかし日本からロシアを訪れる観光客は年間10万人ほど。
ビザの取得手続きが煩雑なこともあり
アメリカや中国を訪れる人の20分の1以下にとどまっている。
課題はさまざまある。
観光地としての整備の遅れである。
町を見下ろす展望台に向かう道は段差が多く足場が悪いところもある。
転落防止のための柵も無い。
アムールトラのはく製が展示されている博物館では日本語はおろか英語の説明すら無い。
さらにホテルにはクーラーが無い。
「冷房もないということになると夏場は厳しいかなと・・・。」
こうした課題に対して地元政府の責任者は観光インフラの整備を急ぐ考えを示した。
(ロシア シェスタコフ観光局長)
「日本は我々の戦略にとって重要です。
 観光分野での急成長を期待しています。」
日本の旅行業者でつくる団体はロシア側にも努力を求め
課題を克服すれば大きな観光資源になると期待を寄せている。
(日本旅行業協会 田川博己会長)
「成熟した日本の海外旅行者から見ると
 ロシア極東には不十分な点があります。
 安全と安心は日本人は非常にセンシティブなので
 そういうところをくみ取っていただいて
 開発を続けていただければありがたいかなと思います。」



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