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“豊かな心を育みたい”大人気のおもちゃ館

2017-04-20 09:00:00 | 報道/ニュース

3月25日 おはよう日本


毎週日曜日にだけオープンする人気のおもちゃ館が徳島県阿波市にある。
人気の秘密は
館長が作ったユニークなおもちゃと
子どもたちが自由におもちゃ作りができることである。

積み方ひとつでさまざまなオブジェに変身する椅子の形をした積木。
組み合わせると丸太になる立体のパズル。
作ったのは
阿波市にあるおもちゃ館の館長 井村雄三さん(76)。
“親子が夢中になって遊べる場所を”と22年前に開いた。
館内に所狭しと並ぶのは全て井村さんが作ったおもちゃ。
その数は約2,000個である。
特別支援学校の教員をしていた井村さん。
おもちゃを作り始めたきっかけは子どもたちのための教材作りだった。
楽しみながらコミュニケーション力をつけてほしい。
そう考えて作った段ボールのオモチャに思いのほか興味を示した子どもたちを見て
手作りのおもちゃに無限の可能性を感じたのである。
(井村雄三さん)
「自分で考えて遊んでほしい。
 いろんなものを見て
 これはこういうふうにも使えるぞと考えるようになるとか。
 算数の1+1は2ではない世界。
 決まりきった世界ではないというのを子どもが感じられるようになってほしい。」
以来50年
おもちゃ作りを続ける井村さんが大切にしているのは
親も一緒になって遊びたいおもちゃを自分たちで作ってもらうことである。
(来館者)
「娘が大好きなハンバーガーを作っています。
 手作りはやはり温かみがある。」
3年前から井村さんのおもちゃ館に通っている新居裕子さんと7歳の宗太郎くん
そして4歳の芽依ちゃん。
新居さん親子がいま夢中になっているのは釣りのおもちゃである。
お父さんと釣りに行くのが大好きな宗太郎くん。
釣り竿や仕掛け
釣り船
そしてさかな。
おもちゃ館に行くたびに新たな釣りのおもちゃが増えていく。
(新居裕子さん)
「想像力もつくだろうし
 こんなこと思っているんだなとか
 それが妹にも伝わって
 妹も考えながら遊んでいる。」
この日もおもちゃ館にやって来た新居さん親子。
出来上がったのは
釣った魚をさばく包丁のおもちゃだった。
(新居裕子さん)
「息子がずっと作りたかったんで
 思いが形になって良かったです。」
(井村雄三さん)
「ことばだけじゃない
 温かい感じが出てきますね。
 元気でいて
 ずっと続けたいと思っています。」
子どもたちの豊かな心を育みたい。
井村さんの手作りおもちゃ館はいつも笑顔と自由な想像力であふれている。



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