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女子力で新たな砥部焼を発信

2016-09-19 07:15:00 | 報道/ニュース

9月1日 おはよう日本


料理を引き立てる可愛らしい梅の花。
食器のふちに描かれた色鮮やかな椿の花。
これらはすべて砥部焼の食器である。
人気の観光地 松山市の道後温泉にあるホテルのレストランで使われている。
(ホテルレストラン担当 町田均さん)
「特に女性には大変ご好評いただいております。
 料理を食べて気になって食器を購入した方もいます。」
これらの作品を手掛けるのが
砥部焼の制作者集団「とべりて」である。
メンバーは女性7人。
3年半前に結成され
この道30年以上のベテラン絵付師から
教師から転身した作家まで
さまざまである。
週に1回 会合を開いて出てきたアイデアを作品作りに生かしている。
砥部焼の特徴と言えば藍色の素朴な模様。
200年以上の歴史を持ち
食器など日用品として広く人気がある。
ところが最近は大量生産された製品との競合などで販売が伸び病んでいる。
砥部焼を100年先まで残したい。
現状に危機感を持ったとべりての女性たちは
新しい発想が必要だと考えたのである。
(とべりて 白石久美さん)
「あんまり砥部焼に興味がない人にちょっと振り向いてもらいたい。
 今まで砥部焼にかかわりのなかった世代にも響く作品かなと思う。」
とべりての作品の魅力は
女性ならではの視点を生かしたデザインと実用性にある。
例えば鮮やかなオレンジ色の花。
そして淡い青と白のコントラスト。
これまでの砥部焼にはあまりなかった色合いである。
絵柄も定番の唐草模様ではない。
食器だけではない。
「何気ない会話から生まれた作品もある?」
「あります。
 女性向けの第一弾“カッサ”です。」
最近は体をほぐすのに使う若い女性に人気の“カッサ”を砥部焼で作った。
手のぬくもりが陶器に伝わり
肌触りもやさしい仕上がりになっている。
さらに愛媛県のキャラクターをかたどったピンバッジも開発。
幅広い世代の関心を呼んでいる。
伝統の良さを残しつつ
従来にない作品を全国に広げたいと考えている。
男性の砥部焼職人もとべりての挑戦を後押ししている。
(砥部焼職人 大西先さん)
「いろんなグループで集まると
 1つのことをするのにもいろんなアイデアが出てくる。
 女性が頑張っているのを見て
 男性も新しいことにチャレンジしていけば
 この砥部もうくゆくはまた
 本当にいい時代が来るのではないかと思う。」
(とべりて 山田ひろみさん)
「時代に合ったものを女性とか若い人
 やりたいと思う人がどんどんやっていっていろんな砥部焼がある。
 お客様も
 いろんなものがあるから楽しいって言って来てくれる産地になるのが一番。」



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