わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

手芸粘土4 (パン粘土、小麦粉粘土)

2011-05-14 16:11:25 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
今回は、穀物が主原料の、パン粘土と、小麦粉粘土について、お話します。

パン粘土を扱う人は、成人が多く、本格的にアートを楽しんでいる人達です。

小麦粉粘土は、幼児や小学校低学年を中心に、粘土遊びをする人が使用しています。

(当然その親も、参加する事に成りますが。)

 ④ パン粘土

  「パンフラワーアート」や、「ドール(人形)」、「ドールハウスの小物」作りにも使われる粘土です。

  これらの作品は、かなり精巧に作られ、技術的にも高度の技が、必要とされ、芸術品とも言われる

  作品もあります。又、技術を教えてくれる、教室もあります。

  ・ 「パンフラワー」とは、パン粘土に油絵の具を混ぜ、花芯、花びら、葉を1枚ずつ制作し、

    着色後、組み立てる手工芸です。

  ) パン粘土は、ご自分でも作る事が出来ますが、市販のパン粘土を、購入して使用した方が

     良いでしょう。代表的なパン粘土として、塑性粘土の NEW パンド(Pando)が有ります。

     (商品名 NEW Pando ニュー・パンド: ジャックス製)ネットで販売しています。

     滑らかで伸びが良く、肌理が細かく、細密成形ができます。2~3日で自然乾燥します。

     「カビや虫食い」の心配はいりません。完全乾燥後は、半永久的に形を保ちます。

     アートフラワー、装身具、玩具、立体画、インテリアなど幅広くご使用できます。

     (成分 は、酢酸ビニールマルジョン、でん粉、小麦粉、その他 )

    ・ 自作する場合の為、一応、作り方を述べます。

    a)  材料: 食パン、水溶性接着剤、水、ハンドクリーム

    b) 作り方: ボール(丸い容器)に、 食パンの耳(パン粉)を取り、手で千切て容器に入れる。

      パンと同量くらいの、接着剤と、少量の水を入れてよく練り上げる 。

      (注意:パンが手に付かない様に、ハンドクリームを、手にすり込んでおく。) 
 
 ) 特徴としては、

     ・艶があり、延びがよい。・乾くとプラスチックの様な、感触になる。

     ・乾燥後は、とても軽くなる。・意外と保存性と、耐久性がある。

     ・他の色付きの粘土と混ぜ合わせると、多彩な色が出せる。

     ・艶のあるニスで仕上げると、非常にリアルになる。
    
     ・樹脂粘土では、表現しにくい質感が出せる。(ぼそぼそした質感が出る。)

   ) アクリル絵の具や、油絵の具を練り込んだり、上から彩色したりして、発色させます。

 ⑤ 小麦粉粘土

   小麦粉粘土は、家庭で簡単に作れ、小さな子供でも安心して遊べる粘土です。

   (子供に遊ばせる為の、粘土とも言えます。)

   又、カラフルな、小麦粉粘土を作る事も出来ます。(おもちゃ屋などで、販売もしています。)

   ) 作り方

     材料: 小麦粉、水、サラダ油(少量)、塩(少量)、食用色素(色付け用) 

     (小麦粉は、子供1人当たり、300g~500gくらいが目安です)

     道具: ボールや皿など

    a)  小麦粉に 塩を少し入れます(傷みにくくする為です。 入れなくても良い。)

    b) サラダ油を、ほんの少しいれる。(粘土がよくまとまり、ボロボロに成るのを防ぐ。)

    c) 水を入れる。(様子を見ながら、調度良い柔らかさまで、入れる。)

    d) かき混ぜて、完成です。 必要に応じて、食用色素で色をつけます。

  ) カラフル粘土を作る(食用色素を混ぜる)

    ・白: なにも入れない

    ・ピンク :食用色素 「赤」(沢山入れると、赤い粘土と成る。)

    ・オレンジ色 :食用色素 「赤」+ 黄」

    ・黄色: 食用色素 「黄」

    ・黄緑色: 食用色素 「黄」+「緑」

    ・緑色: 食用色素「緑」

    ・黄土色: 食用色素 赤」+「黄」+「緑」 

    ・薄茶色 :インスタントコーヒーを混ぜる。

   ) 100℃~120℃で、30分オーブンで焼きます。裏返して更に30分焼きます。

     オーブントースターの場合は、焦げない様に気を付け、15分位い焼きます。

     焼き上がたら、室温でゆっくり冷まし出来上がりです。

     トースターで、こんがり焼く事で、長期保存する事ができます。

   ) 材料を吟味し、ご自分で作った小麦粉粘土でしたら、食べても問題ありませんが、

     市販の小麦粉粘土を使った場合には、食べない事です。

     防腐剤や、その他の化学物質などが、入っているかも知れません。

   ) 仕上げに、ニスや透明なマニキュアを塗ると、キラキラした仕上がりになります。

以下次回に続きます。
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