わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

素朴な疑問 213 轆轤作業は腰を痛めるのか1?。

2016-01-08 16:38:15 | 素朴な疑問
「轆轤作業は腰を痛めるのか?」と問われれば、「痛め易い作業だ!」と言う事になります。

但しここで言う轆轤作業とは、手捻りで行う手回し轆轤を使った作業の事では有りません。

一般に水挽きと呼ばれる、電動轆轤などを使った作業の事です。

1) 腰を痛める主な原因。

  極端な前屈での作業と、同じ姿勢で長時間作業する事が大きな原因です。特に轆轤挽きに不慣れ

  な人や、初心者などに多く見られます。但し、轆轤の職人であっても、数十年続けている人達でも

  腰痛を起こす事も稀ではありません。特に腰に持病のある方は、要注意です。

  ゞ肪爾柄斡作業とは。

  顱法^貳未枕橄發療携帖焚鹽照帖砲蓮椅子等の座面とほぼ同じ高さに成っています。これは

   轆轤上の土に力が伝え易くする為です。更に、轆轤を両股で挟む格好になり、上から上体を

   被す状態で作業する事になります。この格好では極端に尻を突き出し、腰を曲げる事になります

  髻法/挽きの様に、多量の粘土を土殺しをした状態で、上部から土取りして轆轤挽きする場合は

   比較的、作業面が高くなり、腰が若干伸びた状態になります。但し、土の量が減るに従い作業面

   は、徐々に低くなり、腰の曲げ具合も徐々に強くなります。

 ◆‖从としては、極端な前屈を無くす様にする事です。

  顱法‥上げの様に、轆轤の作業面が高くなるに従い、上体は立つ様になりますが、轆轤に

    慣れない方は、そのままの姿勢を保持する傾向があります。即ち、両手で土を上に伸ばす際

    でも、指先や腕の力で土を伸ばそうとし、体全体で挽くと言う認識がありませんので、

    どうしても、そのままで窮屈な前屈の姿勢が、保持される事になります。

  髻法〔椶蛤酩覆竜離を一定にする。

    手や腕のみで土を上に伸ばすと、目と作品の距離は次第に縮む事になります。作品との距離を

    一定にする為には、徐々に上体を起こす事になります。即ち、背筋が徐々に伸びる事に

    なります。昔から、「轆轤は体全体を使って挽け」と言われています。即ち背筋を使いなが

    ら(意識しながら)作業する事です。

  鵝法^愡劼琉銘屬鴉橄發剖瓩鼎韻觧も大切です。

    轆轤からの距離が離れると、どうしても強い前屈になります。更に、体が伸びる状態に

    なりますので、指先に力が入り難くなり、轆轤挽きも巧く行きません。なるべく近くする事

    ですが、椅子が近いと椅子から立ち上がる事が、やや困難(面倒)になりますので、どう

    しても遠くなり勝ちになります。

2) 長時間同じ姿勢のままでいない事。

  轆轤作業に入る前に、腰を伸ばす体操(ストレッチ)をする事も良いのですが、轆轤作業中に

  時々椅子から立ち上げる事が、腰痛の予防になります。ほんの一分程度でも、効果があります。

  ″橄眸圓に集中するのは良い事ですが、不慣れな方や、初心者は、面白さに負けてつい長時間

   の作業を行い続け易いです。腰痛予防には、適当な処で姿勢を変える必要があります。

 ◆ヾ靴譴覆ろ橄盧邏箸任垢函椅子に座った状態では、作品の形を把握する事が、意外と難しい

  です。即ち、近い位置から轆轤上の作品を、斜め上から見る事に成ります。この位置から全体の

  作品の形を想像する事は、初心者や不慣れな方には、かなり難しい行為です。出来れば数メートル

  離れた場所から、「しゃがみ込み」作品の高さと同じ目の高さから見ると、作業中の作品の形が

  よりシッカリ見る(確認する)事が出来、何処を直せば良いかも、自然に判ってきます。

  用事が無くても、制作途中でも席を離れる事も大切です。

  出来ればその場で立ち上がるだけでなく、用事が無くとも周囲を「ウロウロ」と歩き回る事が、

  出来ればベストです。

3) 轆轤作業では、腰以外にも、手や腕、脚、肩、背中などの筋肉痛を訴える人もいます。

 いずれも、緊張し過ぎの為と、余分な力が入っている事、及び姿勢が悪い事も原因の一つです。

以下次回に続きます。
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