引き続き、電動轆轤の、上達方法について、述べます。
6) その他
① 姿勢について
) 轆轤は、同じ姿勢で、数十分(長い時には1時間以上)作業を、続ける事も、多いです。
しかも、腰を折って「前かがみ」の姿勢ですので、腰を痛める要素が、多いです。
それ故、時々、轆轤から離れる時間を、取ってください。
) 体全体で、轆轤を挽く感覚で、作業する事
常に、目と土の最上部の距離を、一定に保ちます。即ち、土を上に伸ばす際には、
背筋を伸ばす様にし、体全体で、土を引き上げる様に、します。
初心者は、手(腕)のみで土を、上げようとしますが、目先に囚われ、土が振ら付く事さえ、
解からない時も、有ります。作業中は、常に全体の状態を、把握するには、目と土との
距離をある程度、離した方が、良いでしょう。
) 体は、電動轆轤の近くの位置に置く事、又両足の膝の高さも、なるべく高くします。
轆轤の近くに座る事は、背筋が伸びる事に成りますし、手や腕を支えるのに、都合がよいです。
又、基準に成る手(作品の外側の手、右回転では、左手)は、常に肘を膝や、太ももに付けて、
使用します。それ故、肘が膝などに、しっかり固定させる為にも、膝の位置は重要です。
足の下に、踏み台を置いて、足の高さを調整します。
② 轆轤の技術に付いて
轆轤の技術で、統一的な方法は、有りません。地方によっても、やり方に、差が有ります。
) 極端に言えば、その方法は、個人によって「バラバラ」で、上手に、形が作れれば、
「どんな方法でも、かまわない」と言うのが、実情です。
) 以前、陶芸の本は、初心者にとって、むしろ有害ですと、述べたのは、以上の事情が
有るからです。
本の著者は、自分の方法を、紹介してはいますが、それを標準の技術として、見ないで下さい。
それは、あくまで、著者だけの技術である事も、多いです。
(勿論、経験を積んだ方なら、そのやり方も、参考に成りますが)
) やり方が多いと言う事は、初心者にとっては、迷う事に成ります。
迷う事は、決して悪い訳ではありませんが、最初はなるべく、一つの技法を、会得した後、
他の方法を、学んだ方が、上達も早いはずです。
・ 轆轤の技法は、最初に習った方法が、その人に合った技法ともいえます。
それが、どの様な技法であっても、やたらに変える事は、望ましい事では無いと、思います。
) 同様な理由から、指導者の変更も、余り良い結果には、成らないかも知れません。
指導の仕方が、変わると、技法も変わるのが、一般的です。それ故、少々の不満が有っても、
なるべく、一人に指導してもらう事が、技術習得に、早道だと思います。
では、実際にどの様なやり方の、違いがあるかを、述べたいと思います。
私が、見たり、聞いたり、読んだりして、拾い集めた物ですので、これ以外の轆轤技術(方法)も
有るはずですが、解かる範囲内で、お話したいと思います。
③ 轆轤技術の方法と、その違いに付いて
以下次回に続きます。
6) その他
① 姿勢について
) 轆轤は、同じ姿勢で、数十分(長い時には1時間以上)作業を、続ける事も、多いです。
しかも、腰を折って「前かがみ」の姿勢ですので、腰を痛める要素が、多いです。
それ故、時々、轆轤から離れる時間を、取ってください。
) 体全体で、轆轤を挽く感覚で、作業する事
常に、目と土の最上部の距離を、一定に保ちます。即ち、土を上に伸ばす際には、
背筋を伸ばす様にし、体全体で、土を引き上げる様に、します。
初心者は、手(腕)のみで土を、上げようとしますが、目先に囚われ、土が振ら付く事さえ、
解からない時も、有ります。作業中は、常に全体の状態を、把握するには、目と土との
距離をある程度、離した方が、良いでしょう。
) 体は、電動轆轤の近くの位置に置く事、又両足の膝の高さも、なるべく高くします。
轆轤の近くに座る事は、背筋が伸びる事に成りますし、手や腕を支えるのに、都合がよいです。
又、基準に成る手(作品の外側の手、右回転では、左手)は、常に肘を膝や、太ももに付けて、
使用します。それ故、肘が膝などに、しっかり固定させる為にも、膝の位置は重要です。
足の下に、踏み台を置いて、足の高さを調整します。
② 轆轤の技術に付いて
轆轤の技術で、統一的な方法は、有りません。地方によっても、やり方に、差が有ります。
) 極端に言えば、その方法は、個人によって「バラバラ」で、上手に、形が作れれば、
「どんな方法でも、かまわない」と言うのが、実情です。
) 以前、陶芸の本は、初心者にとって、むしろ有害ですと、述べたのは、以上の事情が
有るからです。
本の著者は、自分の方法を、紹介してはいますが、それを標準の技術として、見ないで下さい。
それは、あくまで、著者だけの技術である事も、多いです。
(勿論、経験を積んだ方なら、そのやり方も、参考に成りますが)
) やり方が多いと言う事は、初心者にとっては、迷う事に成ります。
迷う事は、決して悪い訳ではありませんが、最初はなるべく、一つの技法を、会得した後、
他の方法を、学んだ方が、上達も早いはずです。
・ 轆轤の技法は、最初に習った方法が、その人に合った技法ともいえます。
それが、どの様な技法であっても、やたらに変える事は、望ましい事では無いと、思います。
) 同様な理由から、指導者の変更も、余り良い結果には、成らないかも知れません。
指導の仕方が、変わると、技法も変わるのが、一般的です。それ故、少々の不満が有っても、
なるべく、一人に指導してもらう事が、技術習得に、早道だと思います。
では、実際にどの様なやり方の、違いがあるかを、述べたいと思います。
私が、見たり、聞いたり、読んだりして、拾い集めた物ですので、これ以外の轆轤技術(方法)も
有るはずですが、解かる範囲内で、お話したいと思います。
③ 轆轤技術の方法と、その違いに付いて
以下次回に続きます。