For Classical Music Beginners

-classical music list-

後期リスニング11(スペクトラル・ミュージック)

2015-01-05 15:36:33 | クラシック音楽情報
スペルトラル楽派について→ http://ja.wikipedia.org/wiki/スペクトル楽派

トリスタン・ミュライユ:「砂漠の精霊」


リゲティ:「アトモスフェール」


映画『2001年宇宙の旅』のなかで、リゲティの作品がいくつか使用されています。これも、そのひとつです。
映画みてみると、音楽と映像の関係がよくわかります。


リゲティ:「ルックス・エテルナ」
16人のシンガーのための作品です。この作品も映画のなかに使用されています。


リゲティ:「ハンガリアン・ロック」チェンバロの為の作品です。
この作品は、授業では聴きませんでしたが。


シェルシ:Konx-Om-Pax
作品の一部です。


シェルシ自身の言葉:

後期リスニング10(ミニマルミュージック)

2015-01-05 15:33:48 | クラシック音楽情報
スティーブ・ライヒ:「It’s gonna rain」


スティーブ・ライヒ:「Clapping Music」(クラッピング・ミュージック)


スティーブ・ライヒ:「ピアノ・フェーズ」
*これは、授業では聴きませんでしたが、参考に。


スティーブ・ライヒ:「エレクトリック・カウンターポイント」


スティーブ・ライヒ:「ナゴヤ・マリンバ」(マリンバ2台)


こちらは、ナゴヤ・ギターで、ナゴヤ・マリンバをライヒの許可を得て、ギタリストがギター用に編曲したものです。


ライヒのカウンターポイントシリーズの作品は4曲あります。(関心のある人は、聞き比べて下さい。)
- ニューヨーク・カウンターポイント:クラリネットとテープ(1985)
- ヴァーモント・カウンターポイント: フルートとテープ(1982)
- チェロ・カウンターポイント: チェロとマルチテープ(2003)
- エレクトリック・カウンターポイント: エレキギターとテープ(1987) パット・メセニーのために

◎ちなみに、カウンターポイントとは、バッハの確立した作曲テクニックである「対位法」のことです。
ライヒの出発点は、最初に紹介した1965年のテープ作品「It's Gonna Rain」で、基本的なコンセプトはシンプルです。
ふたつの同じ音源が少しずつずれていくプロセスを楽しむことです。

テリー・ライリー:「In C」
この録音は、授業に聴いたものとは異なります。

後期リスニング9(テルミン)

2015-01-05 15:32:59 | クラシック音楽情報
クララ・ロックモアのテルミン演奏


テルミンについて:
http://ja.wikipedia.org/wiki/テルミン

後期リスニング8(初期の電子音楽)

2015-01-05 15:32:12 | クラシック音楽情報


ピエール・シェフェール「鉄道のエチュード」


こちらは、講義では紹介しませんでしたが、シェフェールと一緒にミュージックコンクレート作品を色々と作ったフランス人の作曲家ピエール・アンリのPsuche Rock (サイケロック)で、TVシリーズのFuturamaのテーマソングになってるものです。


カール・シュトックハウゼン「習作2」:図形楽譜とともに聴いてみて下さい。


シュトックハウゼン「少年の歌」


クセナキス「メタスタシス」オーケストラ作品。


クセナキス「Concret PH」


クセナキス自身のインタビュー (英語)

後期リスニング7(武満 徹)

2015-01-05 15:30:19 | クラシック音楽情報
「弦楽のためのレクイエム」
弦楽合奏のための作品です。この映像の終わりには、指揮者の小沢征爾の武満徹についてのインタビューがあるので是非とも聞いて下さい。


「ノヴェンバー・ステップス」小沢征爾、指揮。
(前半)
 (後半)

指揮者、小沢征爾の「ノヴェンヴァーステップス」についてのインタビューです。


武満の亡くなる前最後の作品、ギターソロ「森の中で」第1部。最初にギター奏者の解説のあと、演奏です。


[重要]
武満徹の日本文化に対する美的感覚などは、彼の音楽観に影響を与えています。

後期リスニング6(ケージとブーレーズ)

2015-01-05 15:29:39 | クラシック音楽情報


これが、初演をしたのピアニストのDavid Tudorによるジョン・ケージの4分33秒です。


ブーレーズのピアノソナタ第3番の1楽章です。


ブーレーズのル・マルトー・サン・メートル


参考:サイレンスについてジョン・ケージ自身のトーク (英語)

後期リスニング5(メシアン)

2015-01-05 15:28:54 | クラシック音楽情報


メシアンの「鳥のカタログ」から。ピアノソロの作品集です。


メシアン本人がm、鳥の鳴き声についてデモしながら説明し、ピアニストの奥さんが、ピアノでデモしています。
フランス語ですが、鳥の鳴き声の物まねをしており、わかりやすいので最後まで見て下さい。


アンサンブル作品「7つの俳諧」から4楽章目の<雅楽>です。西洋の楽器編成で、雅楽の音色を模倣しています。


宮廷音楽である雅楽は、日本人として知っていてほしい大切な伝統文化のひとつです。


「トゥーランガリーラ交響曲」全曲です。次のオンド・マルトノの楽器についてのビデオで見て下さい。


オンド・マルトノの楽器について、世界的に有名な奏者である原田節さんの説明です。

後期リスニング4(武満徹と映画音楽)

2015-01-05 15:23:54 | クラシック音楽情報

☆講義でみたビデオのなかで紹介されていた武満の関わった作品の一部の紹介です。


黒澤明監督の「ドデスカデン」。


黒沢明監督の「乱」。音楽は監督の要望によりマーラー(ロマン派の作曲家の名前です。)風です。(講義のビデオで武満がいきさつを説明していましたよね。)



小説「黒い雨」の映画化から。


こちらは、「怪談」から。

関心のもてる作品の映画を一度全部みてみると、武満の音楽と映像、ストーリー全てにおいてより一層、理解できると思います。
また、この機会に娯楽映画ではない、アートフィルムをみてもらうと映像、音楽、ストーリーともに芸術的な試みをしており新たな発見があると思います。

後期リスニング3(12音主義)

2015-01-05 15:22:29 | クラシック音楽情報



シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」第1部


シェーンベルク:「ピアノ組曲作品25」(全6曲)


ベルク:「弦楽四重奏のための抒情組曲」


ウェーベルン:「弦楽四重奏のための5楽章 op.5」

12音技法について詳細→http://ja.wikipedia.org/wiki/十二音技法

後期リスニング2(原始主義・新古典派)

2015-01-05 15:21:10 | クラシック音楽情報


ストラヴィンスキー『春の祭典』


「春の祭典」(ディズニーのファンタジア版ーアレンジ版)ディズニーが、当時の最新のテクノロジー技術を使用してクラシック音楽を映像化した作品です。


「春の祭典」(バレエ版一部/Pina Bausch振付け)もともとバレエ作品でしたが、現代ではオーケストラのみの作品として演奏される事が多いです。しかし、このピナ・バウシュの振付けは、すばらしい作品として有名です。


「春の祭典」4手ピアノ連弾版(一部)。ストラヴィンスキー自身は、ピアノの連弾用として書いています。

◎「春の祭典」は、ストラヴィンスキーの作品のなかでも傑作のひとつで、後世の音楽家、芸術家たちに様々な影響を与えている事が理解できると思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/春の祭典
春の祭典 「春の祭典」詳細


ストラヴィンスキー『ハ長調の交響曲』1楽章:新古典派のスタイルです。

後期リスニング1(印象派)

2015-01-05 15:19:51 | クラシック音楽情報



ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」


ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」(バレエ版/参考)


ラヴェル:「水の戯れ」


ラヴェル:「ボレロ」


ラヴェル:「ボレロ」(バレエ版/もともとは、バレエのために作曲された作品です。ベジャールによるオリジナルの振付け版です。)彼が最初にボレロを踊ったスペイン人のダンサーです。

→ http://ja.wikipedia.org/wiki/クロード・モネ
クロード・モネ 印象派の代表的な画家の1人、モネについて。サイトにモネの絵画の紹介があるので見て下さい。実際の微妙な色合いは、実物をみないとわかりません。モネは、人気のある画家ですので、日本でも毎年どこかの美術館で展覧会をやっています。1度は実物の絵画をみてほしいと思います。

リスニング8(ブラームス)

2014-07-11 16:55:18 | クラシック音楽情報

[サウンドメデイア基礎研究2014]

・リスニング1~8まで作品リストがアップされています。作曲家の個性、時代の特徴を考えながら聴いて下さい。自分の音楽に生かせるような聴き方が出来ると、音楽に広がりがでると思います。


・リスニング8(最終回)

ブラームス:ハンガリー舞曲1番、ピアノソロ


こちらは、オーケストラ版の1番です。


ブラームス:ハンガリー舞曲、オーケストラ版5番


ブラームス:ピアノソロ「ラプソディー」1番


ブラームス:ヴァイオリンソナタ1番1楽章


ブラームス:交響曲第4番1楽章 ー 名曲です!!


授業では聴きませんでしたが、是非とも全楽章聴いてほしい作品のひとつです。これは、3楽章です。


こちらは、授業で聴きました4楽章です。


リスニング7(ワーグナー)

2014-07-11 16:53:47 | クラシック音楽情報

[サウンドメデイア基礎研究2014]

・リスニング7

ワグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の序曲です。トリスタン和音に注意して聴いてみて下さい。このトリスタン和音は、次の時代につながる無調への架け橋となっています!



「トリスタンとイゾルデ」のなかから、最後の第3幕の”愛の死”です。

上の2曲は、コンサート用としても単独でよく演奏される作品です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/トリスタンとイゾルデ_(楽劇)
「トリスタンとイゾルデ」詳細。

リスニング6(標題音楽)

2014-07-11 16:18:56 | クラシック音楽情報

[サウンドメデイア基礎研究2014]

・リスニング6

ベルリオーズ「幻想交響曲」2楽章のワルツ。バーンスタイン指揮



同じく 4楽章の 断頭台への行進 です。


講義では聴けませんでしたが、最終楽章の5楽章です。グレゴリオ聖歌の「怒りの日」がテーマに使われています。きいてみて下さい。



リムスキー・コルサコフの「シェラザード」1部です。


続きです。


これは、最後のセクションです。


こちらは、バレエバージョンです。(バレエのために書かれたわけではありませんが。)


R. シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」のイントロ部分です。オルガンの音が聴こえにくいですが。カラヤン指揮。


こちらは、映画「2001年宇宙の旅」で使われたイントロの部分です。

リスニング5(ショパン・リスト)

2014-07-11 16:17:08 | クラシック音楽情報

[サウンドメデイア基礎研究2014]

・リスニング5

ホロビッツによる『ショパンのピアノソナタ第2番』の全楽章です。講義では1楽章しか聴けなかったのでこの機会に全部聞いてみて下さい!3楽章は、誰でも知っている有名な葬送行進曲です。
授業のときに分析した楽譜を見ながら、再度、聴いてみて下さい。

この演奏は、ポゴレリッチです。


アルゲリッチにより『ショパンのピアノコンチェルト1番』の全楽章です。


リストの『ピアノコンチェルト1番』の全楽章です。


キーシンによるリストの『パガニニーによる大練習曲第3番ラ・カンパネラ』です。


こちらは、オリジナルとなるパガニーニの『ヴァイオリンコンチェルト2番』の3楽章がラ・カンパネラです。


リストの12曲からなる超絶技巧練習曲の第4番『マゼッパ』です。こちらは、授業では聴けませんでしたが、超絶技巧作品、聴いてみて下さい。


ショパンの12曲のピアノ練習曲OP25の11番『木枯らし』です。こちらも、授業では聴きませんでしたが、有名な作品です。

リスト、ショパンともにピアノのための練習曲という名前がついていますが、コンサートで演奏されるテクニカルな名曲ばかりです。

ショパンとリストの違いわかりましたか?