勤務先は「終の棲家」、希望されれば看取りまで。
静かに逝かれた方、
お通夜に参列し、ご家族のご挨拶で当施設の手厚い介護を感謝していただき、本当にありがたさでいっぱいになる。
親族席に座らせていただいた。
ご家族もスタッフのことを子供や孫のように可愛がってくださった。
看取らせていただけて感謝である。
生あるときから仏様のような方だった。
若いスタッフたちのアイドルのような存在でもあった。
自分たちの辛い時、関わることで救われたスタッフもいるだろう。
「もう来れなくなると思うと寂しいね」
ご入居者あっての関係だが、
お別れした後も顔を見せてくださる元家族もある。
おなかにいた赤ちゃんを見せに来てくださったお孫さんも。
それをきっかけに体調が戻った方もいる。
年末に入り、体調を崩す方が続いている。
転倒も増えた。
1年は、高齢の方にとって、持病のある方にとって短い月日ではない。
勤務先は若いスタッフが多い。
若さは自分が元気なだけに、高齢の方への配慮が欠けていることもある。
いつも元気だから、
しっかりしているから、
少し先のリスクが見えてこない。
転倒し骨折すると、
戻ってこられた時の危険リスクは3倍になる。
特に認知症の方は。
自分で危険を察知できないし、痛みの感じ方も鈍くなるのだ。
85歳を超えて転倒すると、認知症の方は90%骨折している。
江戸・明治では信じられない年齢だろうなあ。
人生50年の時代だもの。
政権交代があり、
当社の人事制度も変わる。
若い世代には悪いが、まだまだ現役でいたい。
私くらい世代が違うと、厳しい評価をしても受け入れ易い利点もある。
目の前の後輩たちは、まだ成長途中である。
介護保険制度が始まって9年になる。
介護を職業と志して就職する人も増えている。
また、転職しやすい職場として応募する人もいる。
現実の介護現場は生易しいものではない。
当社など恵まれている方だと思う。
他社に変わった時、続けられるスタッフはいるだろうか?
はなはだ疑問に思っている。
【自分の頭で考えてケアできるように育てる】
専門職に評価を求めて、それから実行する。というのが当社のケア。
では、入居者が求めていることを
専門職の評価が「危険だから実行してはいけない」になったとしたら?
入居者の意思を否定することになるのではないだろうか?
自分で実行してみているのだろうか?
依頼された評価時のみ関わる専門職に正しい評価ができているのだろうか?
意地が悪い見方をすれば、
責任を問われたくないからか?
安全策をとっているというが、本当のリスク管理なのだろうか?
スタッフのスキルが追いついていかないのか?
などがいえる。
いささか歯がゆい。
さてさて、残すところは大晦日。
年明けも早朝の神社で厄除けのお守りを、まわりの分も頂くことになる。
自分のクル年は、
期待することはなく、維持できれば上出来だろう。
みなさま、どうぞ良い年をお迎えください。
静かに逝かれた方、
お通夜に参列し、ご家族のご挨拶で当施設の手厚い介護を感謝していただき、本当にありがたさでいっぱいになる。
親族席に座らせていただいた。
ご家族もスタッフのことを子供や孫のように可愛がってくださった。
看取らせていただけて感謝である。
生あるときから仏様のような方だった。
若いスタッフたちのアイドルのような存在でもあった。
自分たちの辛い時、関わることで救われたスタッフもいるだろう。
「もう来れなくなると思うと寂しいね」
ご入居者あっての関係だが、
お別れした後も顔を見せてくださる元家族もある。
おなかにいた赤ちゃんを見せに来てくださったお孫さんも。
それをきっかけに体調が戻った方もいる。
年末に入り、体調を崩す方が続いている。
転倒も増えた。
1年は、高齢の方にとって、持病のある方にとって短い月日ではない。
勤務先は若いスタッフが多い。
若さは自分が元気なだけに、高齢の方への配慮が欠けていることもある。
いつも元気だから、
しっかりしているから、
少し先のリスクが見えてこない。
転倒し骨折すると、
戻ってこられた時の危険リスクは3倍になる。
特に認知症の方は。
自分で危険を察知できないし、痛みの感じ方も鈍くなるのだ。
85歳を超えて転倒すると、認知症の方は90%骨折している。
江戸・明治では信じられない年齢だろうなあ。
人生50年の時代だもの。
政権交代があり、
当社の人事制度も変わる。
若い世代には悪いが、まだまだ現役でいたい。
私くらい世代が違うと、厳しい評価をしても受け入れ易い利点もある。
目の前の後輩たちは、まだ成長途中である。
介護保険制度が始まって9年になる。
介護を職業と志して就職する人も増えている。
また、転職しやすい職場として応募する人もいる。
現実の介護現場は生易しいものではない。
当社など恵まれている方だと思う。
他社に変わった時、続けられるスタッフはいるだろうか?
はなはだ疑問に思っている。
【自分の頭で考えてケアできるように育てる】
専門職に評価を求めて、それから実行する。というのが当社のケア。
では、入居者が求めていることを
専門職の評価が「危険だから実行してはいけない」になったとしたら?
入居者の意思を否定することになるのではないだろうか?
自分で実行してみているのだろうか?
依頼された評価時のみ関わる専門職に正しい評価ができているのだろうか?
意地が悪い見方をすれば、
責任を問われたくないからか?
安全策をとっているというが、本当のリスク管理なのだろうか?
スタッフのスキルが追いついていかないのか?
などがいえる。
いささか歯がゆい。
さてさて、残すところは大晦日。
年明けも早朝の神社で厄除けのお守りを、まわりの分も頂くことになる。
自分のクル年は、
期待することはなく、維持できれば上出来だろう。
みなさま、どうぞ良い年をお迎えください。