Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

ポルナレフに乾杯🥂❗️

2017-04-01 04:01:49 | 音楽
ポルナレフに関してはまだ述べ足りないところがあるので引返す。
1996年(今から21年前)に出た「LIVE AT THEROXY」。
Production et direction artistique, re'alisation,
arrangements MICHEL POLNAREFF





となってるからなにもかも1人でやってるんだねー。
ジャケデザインも例の白枠サングラスを全面に出して、髪をかきあげる女の子の首すじに小さなメガネロゴ🕶のタトゥー。この頃にはっきりメガネを「アイコン」として打ち出してるのね。
もともとミッシェルはあのヘアスタイルとサングラスで自らミシェル ポルナレフのコスプレをしているようなもの。ユーモアのある人だ。よく裸になるのが好きみたいだけど、あのヘアと🕶で、本人的には仮面を着けているようなものなのだろうな。永井豪の「けっこう仮面」みたいなもので。

1981年に「シャボンの中の青い恋」が発表されるが、日本のシングル盤は出されることなく、日本での人気はここらで終焉 音沙汰は無くなった とか…。
それから日本でポルナレフのCDが出るようになるのはやっと2001年からで(えーっ20年間も売ってなかったのっ?この情報間違いじゃない⁈) だからと言ってアナログ盤を買う人はもう居なかっただろうから、このROXYを聴いてた人は輸入盤専門店とかで見つけたりしてたのかな?いずれにせよかなりマニアだよね。

私はマニアじゃないけど興味もったら一途な方なので、なんだか本当に届くか怪しげだったけどAmazonで注文。2週間くらいかかって、はるかCHICAGO のCDショップから送られて来た。
当時のこれを聴いたファンは嬉しかったろうねえ。
それも!久々のライブとあって、収録されてる観客の盛り上がりも尋常じゃない。

にわかファンの私が今聴いてみても分かるけどだいたいのライブの構成はこの頃に完成しているんだね。
踊って歌う人じゃないからCD音源だけのがいいのかもしれない。とはいえ、去年のOLYMPIA2016の映像美も素敵だけれど。
最近現場復帰してからポルナレフ先生もニューアルバムの発表を急かされているようだけど、これだけのキャリアとヒットのあるアーチストに今更 新曲が必要なのかしらん?ライブで新譜の発表しても観客は「ふーん(^^;」って感じじゃないの?
こういうレジェンドには、やはり一生の思い出として観に来ている人が大半なのだから、兼ねてから生で聴いてみたかったあの曲この曲をバンバンやってくれるだけで充分じゃないの?

だいたいライブ受けの良い曲と、観客を乗せる曲、アルバムのアレンジとは全然違ったアレンジでやったり(ROXYの中でシェリーに口づけがレゲエなのは楽しい、ラーズ家がアンプラグドっぽいのも)

最近のストーンズはやって欲しい曲をVOTEでお客に選ばせたりしてるよね。そんな風にいろいろ工夫できるから、新曲なんぞ無くてもいいんじゃないの?
ミックの戦略はすごいよ。最近は昔のライブ映像をリマスターして次から次へとリリース、ニューアルバムもBluelonesomeみたいなカバーアルバムだし、新曲なんぞなくても飽きさせない(そして、ファンに金💰💰💰使わせる!)。



ここで突然ですが「シェリーに口づけ」の訳詞を(この歌詞はポルナレフ自身の作詞で、訳詞はペンギンさんというフランス語研究の方の素晴らしい訳詞です)

Tout, tout pour ma chérie(すべてを、かわいい君に)

すべてを、かわいい君にX4

ねえ、僕と一緒に来て
僕の腕にぶらさがって
すごく寂しいんだ
君がここにいなくて、
君の声がしなかったり、君のからだが感じられないとね
そう、だから来て!
僕のそばに来て
僕は、君のことは何も知らない
名前も、年も
それでもきみは後悔しないよ
だって、僕、あげるから、

すべてを、かわいい君にX4

Je suis sur un piédestal de cristal
Et j´ai peur un jour de tomber
Sans avoir personne à mes côtés
Mais si tu viens
Viens avec moi
Je sais qu´il y aura
Quelqu’un qui marchera près de moi
Qui mettra fin à mon désarroi

大理石の台座の上にいる僕
ある日、落ちるかもしれないと恐れている
そばに誰もいないとね
でも、もし君が
僕といっしょに来てくれたら
僕のそばで歩いてくれるその人が
僕の苦しみを終わらせてくれるってわかるんだ。

ねえ、君、僕といっしょに来て
どうしても君が必要なんだ
君への愛はあふれんばかり
ぼくに君を抱きしめさせて
さあ、僕と来て
そして、どこにも行かないで
もう何年も君を待っていた
僕の恋人、僕は何年も泣いていたんだ



歌詞はpenさんのブログから引用しました⇒ミシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」の訳詞 | フランス語の扉


なんて素直で可愛いらしい恋心。そして、なんでも1人でやっちゃう、なんとなく私が感じていたポルナレフ様の孤独が正直に表されてるように感じる。
確かに…こんな風に口説かれたら、40くらい年の差があったって落ちてしまうわよね〜😏奥さんのことよ。

新譜の発表より自伝の執筆をしていたらしい ポル先生。噂によると、66歳にして初めて得た子供👶がDNA鑑定の結果実子ではなかったとか?
でも、YouTubeで観るあの可愛がりよう…自分の子じゃなかったのに…情が移ったなんてもんじゃないね。
ジジ馬鹿みたいなくらい…どういういきさつがあったにせよ、いい人なんだな〜と思うわ
やはりあんなに美しいメロディを紡ぎ出す人。
人間が良いに決まってる。多分に不器用そうだけどマイペースで自らの生き方を曲げないミシェル ポルナレフに乾杯🥂

あー!自伝読みたいー!和訳出ないかなー!MPM様〜
なんとかしようよ〜😎

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