友達にチケットをいただいて、杉本彩さんが主宰する
被災ペット支援チャリティーに行ってきました。
私が出席したのは19日の昼の部。
映画「犬と猫と人間と」が上映された後、彩さま(彩さまのことは彩さんとは言えない(笑))と
岡本夏生さんと、動物愛護法を見直す会の会長・藤村晃子さんと
そして「犬と~」の映画監督・飯田基晴さんとのトークショーを拝聴しました。
映画は、動物好きの方ならもうご存じ、日本でどれだけの犬猫たちが
殺処分されているか、っていうことを淡々と描いたもので、
今までは私も、「可哀そうで見てられない」という認識だったのだけど
監督の描き方は、淡々と、人間の道徳心を問うものになっています。
人間の好みや金儲けで、売れそうな種類の犬猫はバンバン繁殖させている半面
年間30万頭の犬猫が殺処分されている現実。
繁殖も殺処分も、全て人間の都合です。
私は「動物愛護団体」には微妙に胡散臭さを感じているので、
「動物愛護がどうたら!」なんて叫ぶつもりはありません。
六本木で夜中、煌々と明かりで照らした店内で
生後数カ月の子犬や子猫を売るペットショップがあっていいのか?
とか、日中であっても、日本のペットショップのような商売が本当にいいのか?
とか、これも元をただせは人間のエゴになりますが、ペットのマイクロチップ導入を
真剣に考えるとか・・・
そんなことを考えさせられました。
藤村さんがおっしゃっていたのだけど
動物愛護法は5年に一度しか改正されず
今がそのチャンスで、
厚生省のHPではパブリックコメントを
12/7まで募集しています。
https://sites.google.com/site/1action4animals/public_comment
日本の犬猫の殺処分が減少するよう、
どんなに素人目線でも構わないので意見を寄せてほしいとのことでした。
何でもいいんです。
炭酸ガスで殺すのではなく、安楽死をさせてやって欲しい、
でもいいし
ペットはペットショップで買うのではなく
保護施設で譲渡してもらうようにする
でもいいし、
興味がある方は、是非コメントをお願いします。
最後に彩さまが紹介してくださった
彩さまが大好きなガンジーの言葉をご紹介します。
「その国の偉大さ、道徳的発展は、その国の動物の扱いで判る。」
北陸でも、こういったイベントなどが小さいながらも行われます。
それは写真展であったり、トークイベントであったり・・様々な形ですが、こういった芸能人の方たちが大きく動いてくださることは本当にありがたいですね。
私が通っている動物病院では
「野良猫・犬の避妊手術」は半額ほどでやってくださるそうです。
それは先生の心遣いであり、先生なりの保護の仕方です。
それにも増して、野良猫をチェックし、生まれてしばらくしたら必ず網に包んでもってくるおばさんの素晴らしいこと!
自腹ですし、決して安いお金ではありません。
私も参加したいのでお金だけでもと思いながら、なかなかタイミングが難しい。
ペットショップは確かに可愛い血統書の仔たちがいるけれど、処分される仔たちにも目を向けて欲しいです。
ひと時の可愛さではなく、老いてなお、いとおしいと思える人間がペットと共に暮らせる資格があると思います。