想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

遠き山に日は落ちて…

2015-04-24 21:34:46 | 日記
今日も、夕方6時に役場の防災無線から聞こえてきたのが、
ドボルザークの「新世界から」の中の『遠き山に日は落ちて』の曲です。

この時期の6時と言えば、森の中の我が家では、
夕日がちょうど森陰に落ちていく時間になります。
まだ冬枯れていて、木々には葉がなく、木立の間に沈む夕日が見えます。
真っ赤なその色で、森が燃えているようにさえ見えます。

その景色を見ながらブラインドを閉めている時に聞こえてくる曲は、
なんとなく、哀愁が漂う感じですので、胸にジーンとくるのです。

改めて、今日一日が無事に終わっていくことに感謝の気持ちがわいてきます。

一日一日を大切に過ごしたいという気持ちは、ここ数年、特に感じるようになりました。
まだまだ、この年(?)ですから、元気でいるのが当たり前…

そんなことは思っていません。
むしろ、いつ、何が起こっても、「お蔭さまで、いい人生を過ごせました。」と感謝の気持ちを伝えたいと
思っています。

寄り添い、護り、共に歩んでくれた主人に…、
また、私を生み育ててくれた両親に…、
そして…、私達を見守ってくださった神様に…。

今日は、胸キュンの夕暮れでした。




 毎年、我が家のお庭に咲きます。
 自生の花の逞しさと可憐さを感じます。
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公開…その理由

2015-04-23 22:07:51 | 日記
主人が糖質制限を始めてから読み始めたホームページがあります。
その主さんの本業は、湿潤治療のお医者さんです。

主人は、糖質制限に限らずですが、興味のある分野の知識を増すために、
いろいろなホームページや書物等を読みながら勉強しているようです。
一方、私は難しいことは苦手ですので、自分から探して読むことは少ないのですが、
私に必要だと思えることは、主人が説明をしてくれます。
それでも私に理解できそうなものは、主人が薦めてくれますので、読むようにしています。

その主さんについて、興味深いことを、今日、主人が話してくれました。
そもそも、糖質制限についてのホームページは、今や数が増えています。
そんな中で、毎日の更新を楽しみにできる、この主さんのページ…。
そこには、他の人とは違った生き方、考え方が見えるのです。

その主さんが生涯の師と仰いでおられる人は、リチャード・ストールマンです。
彼は、コンピュータの天才プログラマで、
彼の基本的な考えは「プログラムは人類の共有財産だ」ということなのです。

その『フリーソフトウェアの精神』≒「プログラムは人類の共有財産だ」の精神を、
その主さんは、治療法の分野にも取り入れたいとの思いを持っておられます。
治療法も、共有財産であるべき…。
だからこそ、みんなで情報を共有し、その治療法に欠点があったらそれを指摘してもらい、
新たな工夫を加える事で、より普遍的で、より完成度の高い治療法にしたい…。
そのために、情報を全て公開しておられます。

その考え方は、本業ではない糖質制限の普及のためにも生かされています。
つまり、良いことは、みんなの共有財産であるというのが主さんの生き方ですから、
糖質制限についても、情報を公開し、読者の人たちの考え方なども公開されます。
読む側としては、いろいろな人の考え方や知識を共有させてもらえることになります。

今日、主人がそんな話をしてくれた時、『どこかで聞いたようなこと…。』と思いました。
それは、主人の母校のアメリカンフットボール部の考え方と同じでした。
ファイターズもまた、チームの考え方や練習方法などを、ホームページに公開しています。
自分のチームが強くなればいいというだけでなく、他のチームの参考になり、
共に切磋琢磨できれば…との思いで、いろいろな情報を公開しているのです。

今、自分さえ良ければ…という考え方が多い世の中になっています。
公開することで、お互いの知識を共有することができ、みんなで向上することができるなら、
どれほど素晴らしい社会になることでしょう。

今日、私たちは、私たちが望む社会、望む生き方を再確認しました。
とても嬉しい気持ちです。


 初めてのお散歩コースです。
 標高600mからの八ヶ岳です。


 気温も上がって、すっかり『春』でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いのほか…

2015-04-22 21:49:25 | 日記
お昼過ぎ、玄関に出た私の耳に、にゃん子の声がどこからか聞こえてきました。
その声は、ちょっと遠くのようです。
聞き耳を立てるように耳を澄ますと、さらに聞こえてきました。

『にゃ~ん。にゃ~ん。』

それは、呼んでいるような、甘えているような声でした。
いつもとは、どこか違う声のようにも思えました。

冬枯れの景色の中に、木々の若葉の芽が出始めてきましたので、
白いにゃん子とはいえ、見つけるのが少し難しい季節になっていることを感じます。

やがて、お隣の家の角を曲がって、にゃん子が見えてきました。
が、何か様子がおかしいのです。
鳴き続けているのですが、歩いては止まり、止まっては歩き…。

よく見ますと、右の手を着かずに歩いているようですので、
ゆっくりと、しかも休みながらでなければ歩けないらしいのです。
どうやら、昨年の秋に怪我をしたところが痛むのでしょう。
同じ場所を、もう一度傷めたのか、あの時の傷が治りきっていなかったのか…。
ともかく、歩くのがかなり難しそうです。

おなかに赤ちゃんがいる今、にゃん子自身の他、赤ちゃんのためにも、
たくさん食べなければいけないことでしょうけれど、
この調子では、野良ちゃんのにゃん子にとって、食べ物探しは困難を極めることでしょう。
赤ちゃんが生まれても、その子たちを守ることができるでしょうか。

早く治ることを祈ってやるしかありません。

今日は、お昼過ぎから夕方まで、我が家の周りで過ごしているようでした。
安心して過ごせる場所なのかもしれません。
また、明日もいらっしゃいね。


 お昼過ぎから、玄関横の窪みで寝ていました。


 3時頃には、太陽が暖めてくれた南デッキの上でゴロゴロと…。


 右の手の傷は、かなり深刻なものです。
 

 夕方、日差しがなくなってもまだ、デッキの上にいました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の夕食

2015-04-21 21:53:02 | 日記
今日の夕食は、鯖です。
生のまま、お塩もせず、そのままロースターで焼きました。
脂がのっていて、とてもおいしく、さすがに静岡の鯖という感じでした。

お魚が好きな我が家では、週に5~6度はお魚をいただきます。
お刺身は、ハマチ、鰤、鯵、サーモンの他、甲斐サーモンの時もあります

甲斐サーモンは、山梨県が養殖をしています。
山梨県は、豊富な水資源を活かして、ニジマス、ヤマメ、イワナ、アユ、ニシキゴイ等の
淡水魚を養殖しているのですが、その生産量の約7割を占めているのがニジマスです。
その中の1kg以上の大型ニジマスを、甲斐サーモンと名付けています。
実際のサーモンと同じような色をしていますし、程よい脂ののり方で、とてもおいしいのです。

焼いて食べることが多いのは、鯖、サンマ、サーモン…。
煮つけには、カレイ。
その他、ピカタやムニエルなど、多くの種類のお魚を楽しみながら食べています。

ここ山梨は、海がない県ですが、売っているお魚の種類が多いと思います。
よほどのことがない限り、売り場にお魚が少ない日はないと言ってもいいほどです。
お隣に静岡という、漁港が多い県があるからでしょうか。
ありがたいことです。

今日は、鯖と一緒に、エリンギやえのき、ピーマンをロースターに入れました。
それらには、すべて味付けをしていませんし、何もつけずに食べています。
それぞれの素材の味が楽しめますので、私はこの食べ方が大好きです。

その他、ホウレンソウの胡麻和えと、茄子とベーコンのお味噌汁、
5種類の野菜とクリームチーズを使ったサラダの夕食でした。
それらのどれもが、おいしかったです。
ごちそうさまでした。


 お散歩コースに、桜前線が上がってきました。
 ここは、標高が1000mを少し上った所です。
 右端の木の白い花は、コブシ。
 真ん中がしだれ桜。
 左の桜は、2~3年前に枝をたくさん落とされたのですが、
 今年は、それなりにたくさんの花が咲きました。きれいですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トレーラー、着て行くの?

2015-04-20 21:44:33 | 日記
「今日、何を着て行くの?」

出掛ける準備をしながら、私は主人に尋ねました。
「そうだね…。」

考えている主人の返事を待たずに、私は言いました。
「トレーラー…(にするの?)」

そう言ってしまってから、私の頭にはトレーラーが浮かびました。

『言い間違えたわ…』と思っている私に、すかさず、主人が言いました。
「トレーラー? それは、ユンボ(重機の油圧ショベル)よりもいいかもしれないね。」

トレーナーと言いたかったのですが、トレーラーと言ってしまったのです。
実際は、フードがついていますので、パーカーなのですが…。

二人で大笑いをしたのですが、私って、時々そんなことがあるのです。
一旦口に出すと間違いに気付くのですが、それでは間違いが増える一方ということになりかねません。
それでは、口に出す前に、自分の中で(小さく)言ってみればいいのかもしれません。
でも、実際は、思ったことをすぐに口に出してしまうのです。

もっとも、そんな自分であることをよく知っていますので、
他人様と一緒の時には、充分に気を付けてはいるのです。
それなのに、主人に話すときには、つい、曖昧な言葉が口からこぼれ出てしまいます。

これからは年齢も重ねていきますので、緊張度を増しておかなければいけませんね。


 木々の小さな芽が出てきました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする