雨上がりの公園で

朝から霞んでいて、霧がかかったような、湿度が高い一日でした。
霧雨でも降っているようでしたので、
今日のお散歩は難しいと思っていたのですが、
午後になって、空がなんとなく明るくなってきました。

出掛けるならば、今しかない…という感じでしたので、
お散歩に出掛けてきました。

今のお散歩コースの奥須磨公園は、
いつもならば、池でお魚を釣る人や写真を撮る人が何人もおられるのですが、
さすがに、今日はお魚を釣っている人はなく…、
でも、それゆえに、アオサギ君が一羽いました。


　今日は、釣り人というお仲間がなく、
　ひとり淋しく、獲物を探しているのでしょうか。

と言いますのも、このアオサギ君は、釣り人たちと仲良しのようで、
昨年のことですが、釣り人が並んで座っている、すぐそばに立っているのです。
アオサギは人を怖がらず、人もまた、アオサギを気にしていません。


　こちらが、昨年の写真です。
　左の釣り人の少し左に、釣り人さんの方を向いたアオサギ君がいるのです。


　こんな感じで立っています。

私の想像ですが、釣り人が、アオサギ君に釣ったお魚を与えておられるのかしらと
思っているのです…。どうなのかしら？

その池を過ぎると、別の池に向かって、カメラを構えている人が二人…。
鳥を撮っておられることは、今までの雰囲気からわかるのですが、
今日は、その鳥がいるのがわかりました。
池に突き出た枝に、カワセミらしい鳥が止まっています。
その鳥が見つめているのは、池の中。

それで、状況がわかります。
鳥が池の中の獲物を狙う瞬間、もしくは、飛び立つ瞬間を
カメラに収めようとしておられるということになります。
私たちは、静かに池のそばから離れました。

雨上がりの公園には、今までとは違った風景がありました。