想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

負けてしまいましたが…

2017-01-03 22:20:46 | 日記
「完敗だったね。」

そう言って肩を落とした主人です。
「そうね。」
と言った私は、涙が流れて止まりませんでした。

ライスボウルでの関学は、対富士通戦で、13対30で敗北です。
主人が言うように、まさに完敗だったのです。
関学らしいプレイを出せないまま…といってもいいほどでした。

このチームには、勝たせてあげたいと願っていました。
昨年の、関西学生優勝を逃して以来、
この1年間は、関西学生はもちろん、関東学生にも勝って、
社会人を相手に真の日本一を目指してきました。

それまでのチームの取り組みを、より強固なものにするために、
主将をはじめとする副将などの幹部がチームをまとめて、
「勝たなくてはならない」というよりも「なんとかして勝とう」との想いで
頑張ってきました。
主将は、総勢200名もの選手、スタッフの誰もが自分なりにできることを考えて、
チームに貢献しようと呼びかけて、今年のチームを作ってきました。
そんなチームは、ひと試合ごとに成長し、まとまりを見せてきて、
今日の試合まで来たのです。

そんなチームだったからこそ、勝たせてあげたかったのです。

でも、体作りをし、精神的にも成長してきた彼らでさえ、
外国人が混ざる社会人の壁は厚く高くて、手も足も出ないという結果になりました。
技術面の違い…ということも大きいのでしょう。

主人は、今後のためにも、現実を受け入れなければいけないねと言います。
その通り…なのですが、私は、いつまでたっても涙を止めることができませんでした。
主将の…、副将の…、クォーターバックの…、主務の…、
選手みんなの、一年間の頑張りを振り返っていると、自然に流れる涙でした。
主人も、心の中では号泣していたかもしれません。

東京ドームを出て、ドームホテルに帰るまでの間、
まだドームの中にいる選手やスタッフに感謝の気持ちを込めて、
主人と一緒に関学の校歌『空の翼』を歌いながら歩きました。
彼らの、あきらめない戦いぶりや、彼らから教えられた真摯な戦いへの気持ちに、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このチームを応援してきてよかった。
このチームを、これからも応援したい。

今、改めて、そう思っています。

お疲れさまでした。
そして、ありがとう…。 


 戦いの舞台は、東京ドームでした。


 試合の後、選手、スタッフたちはスタンドに向かって整列し、
 応援してもらった人たちへ、 一年間のお礼の挨拶をしました。
 お疲れさまでした。

コメント
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