医療通訳研究会(MEDINT)活動報告

医療通訳研究会(MEDINT)の日々の活動をご紹介します。
HPではご紹介できなかった活動の様子をお知らせします。

2008.6.21 医療スペイン語分科会

2008-06-21 00:00:02 | Weblog
今年度はじめてのスペイン語分科会には9名の方が参加してくださいました。今年も昨年に引き続きエレーラ・ルルデス先生にお願いしています。今回のテーマは「脳梗塞」。発病の仕組みや問診のロールプレイなどスペイン語で学びました。日常会話はOKでも専門の医療知識と用語を一度に勉強できる機会は非常に少ないのでできればもっと回数を増やしたいなあというのが希望です。スペイン語で医療通訳されている皆さん、特にネイティブの方、どんどんご参加ください。次回は10月4日です。

2008.6.21 医療中国語分科会

2008-06-21 00:00:01 | Weblog
今年度はじめての医療中国語分科会には7名の方々が参加してくれました。ずっとプロで中国語通訳をされている日本人の方もいれば、医療系の中国人留学生のかた、医療職で中国語のできる方といろんなバックグラウンドをもった方々が集まったので、情報交換、知識交換という意味でも大変有意義でした。講師はMEDINTの創生期からお引き受けいただいている李宏先生です。こうした同じ言葉の通訳者のネットワークは重要です。これからもっと大きくしていきたいと思います。

2008.6.21 医療英語中級講座(第1回)

2008-06-21 00:00:00 | Weblog
本年度第1回めの医療英語中級講座でした。講師は昨年に引き続き玉巻欣子先生にお願いしています。西野先生の医療英会話との違いは、医療専門用語を中心にやるので、レベルも高く通訳者の方にもとても勉強になる講座になっているということです。次回からは積極的に通訳者で勉強中の方々にも参加を呼び掛けて行きたいと思います。少人数での講座ですので、質問も可能で和やかな雰囲気で学ぶことができました。

2008.6.1第1回看護職講座

2008-06-01 00:00:00 | Weblog
看護職者を対象にした看護講座「在日外国人の看護を理解するために」が始まりました。目的は、「すぐに現場で活かせる外国人看護」です。
6月1日(日)第1回目は「外国人患者さんを笑顔で受入れよう」というテーマで、講師として多文化共生センターきょうとの高嶋愛理先生に来て頂きました。
講義は参加型。講義は「言葉の伝わらない人の気持ちをまずはつかむ」ことから始まりました。
外国人患者役を実演する事で、言葉が伝わらない体験から呼び起こされる感情を参加者自身が体験、そして、来院から受診、診察が終わるまで、どこに問題が生じ、外国人患者はどういう感情になるか、参加者自身が考える機会が与えられました。
そこから、それぞれの診療場面で、看護者はどういう点に配慮があれば効果的な看護ができるか、片言の日本語が通じる人へのコミュニケーションの注意点など、具体的なアドバイスを頂きました。
また、「外国人患者」「医療通訳者」「医療者」それぞれの立場からの観点から、看護者がどのように繋げば、お互いのストレスが軽減し、スムーズな診療に繋がるのかを知ることができました。
高嶋先生のパワフルな進行と共に、和気あいあいとした雰囲気の中、参加者からは、活発な意見が出て盛り上がる講座となりました。参加した方々には心から感謝です。(N)