MEDINT(医療通訳研究会)便り

医療通訳の制度化を目指す医療通訳研究会(MEDINT)のコラム
~基本的人権としての医療通訳とは~

相互作用

2017-10-20 10:13:23 | 通訳者のつぶやき
最近、相談員の仕事、講義、母の介護の3本立てで動いています。

この3つは私の中で、実は微妙に影響し合っていて、
うまく表現できないのですが
「インプット」、「アナリシス」、「アウトプット」という相互作用を起こしています。
わかりやすく言うと、いつも通訳者がやっている
頭の中に情報を「入れ」て、
それをどう伝えようか「分析」して、
相手に伝えられるように言葉として「出す」動きです。

講義はアウトプットのみのように見えますが
実はインプットの宝庫なのです。
私はプロの教師ではないので
大学の授業や地域での講義の機会をいただくと
毎回私の中では「実験」感覚で話をしています。

まず、今主催者が講義にどういう成果を求めているのかが気になります。
以前は「ボランティア通訳者」の育成が多かったのですが、
最近では、「通訳者を理解する周囲の啓発」や
「通訳者を使う前に外国人医療を理解する」、
具体的に医療現場の「やさしい日本語」の取得や「接遇研修」などが増えています。
困っていることを通訳者で一気に解決という考え方から
みんなで解決していこうという方向に変わってきつつあると感じます。

また、参加者の反応も変わってきました。
参加して話を聞くだけよりも
経験を積んだ人たちが予想もしない反応をしてくれます。
地域特有の状況を説明してくれたり
その専門職独特の考え方を示してくれたり・・。
これがとてもよい刺激になります。

今週は、看護大の外国人患者(SP)の接遇演習、
愛知県立大学のスペイン語学科の特殊講義、
医療通訳コースの講義
佐賀県の医療通訳研修
と4日連続で全然違う講義をします。

内容はすべて違いますが、
根本は医療通訳者およびその理解者を増やすことと、
それが広く日本で外国人が受診しやすい,治療しやすい環境作ることに
通じていきます。
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