MEDINT(医療通訳研究会)便り

医療通訳の制度化を目指す医療通訳研究会(MEDINT)のコラム
~基本的人権としての医療通訳とは~

車椅子が2台

2017-03-06 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
先日、介護保険の車椅子が納車されました。

まだ介護認定結果がでていないので
前倒しでの利用ですが、
価格は1割なら500円/月です。
軽くてきれいで快適な車椅子です。

こんなに快適なら自宅でも使いたいなと思って
自宅で使うためにタイヤカバーみたいなものは
ないですかと業者の方に質問しました。
もちろん、カバーもあるのですが、
介護保険では車椅子は2台までレンタルできるようになっているとのこと。

業者の方の説明では、
介護保険がはじまった当初は1台しかだめだったそうです。
けれど外と中で同じ車椅子を使うのには限界があります。
仕方なく、もう一台を自分で購入する人たちもいたそうです。
同時に、いろんな地域で二台までつかえるように署名をしたり
陳情をする人たちがいて、
現在の二台までが実現したとのことでした。

制度は黙っていては変わらない。
先人が変える努力をしてくれて
いまの二台つかえる便利な状況を
後からつかえるものが享受することができています。
制度に声をあげてくれた人たちの努力のお陰です。
本当にありがたいことだと思いました。

今の日本社会の快適な部分は
こうした人たちの力が結実したものであることを
私たちは時々忘れそうになります。
当たり前のサービスや制度も黙っていてはでてきません。

医療通訳も黙っていては制度化は実現しません。
2020年に向けて、いろんな声が聞こえます。
混沌とした状況であればこそ、
しっかりと目標を見据えなければいけないと思います。

二台目の車椅子のように
医療通訳がいつか、当たり前の世の中になるように。

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