最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

終末期がん患者を地域の中で支えるための新しい体制を作る

2016年08月24日 11時36分24秒 | メディカルはこだて
第59号の特集は、終末期がん患者を地域の中で支えるための新しい体制を作る。「南渡島地域包括緩和ケアネットワーク」の構築に向けて

5月25日、終末期がん患者を地域の中で支えるための新しい体制として「南渡島地域包括緩和ケアネットワーク」が設立された。設立の目的は、南渡島2次医療圏における緩和ケアの質の向上を図り、切れ目のない緩和ケア提供体制を作ることにより、住み慣れた地域で安心して過ごすことができるように地域全体で取り組むこと。具体的には緩和ケアに関する情報収集と提供、緩和ケア連携パスの作成、緩和ケアネットワークの強化、医療・介護従事者への緩和ケアや看取り教育の実施、市民への情報提供や相談支援体制の整備、地域ボランティアの育成、遺族ケアの取り組みなどの事業を予定している。事務局は函館五稜郭病院とし、代表世話人には函館おしま病院の福徳雅章院長が就任した。緩和ケア提供体制を構築するための課題や目標を達成するために、どのように取り組んでいくのか。福徳院長に話を聞いた。

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