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(山形)重粒子線治療:必要性訴え 山大学長「知名度向上が課題」

【出所:2017年5月19日 毎日新聞(山形)】

 山形大の「重粒子線がん治療事業」(2019年度診療開始予定)について、山大の小山清人学長は18日の定例記者会見で「一番重要なことは治療装置が完成し、がんを治すこと」とし、事業の必要性を強調した。事業の収支に関しては複数の試算があり、学内で議論をしているという。

 小山学長は重粒子線がん治療の知名度向上が課題との認識を示した。「がんを治すことが、多くの税金をいただいている立場で、やるべきこと」としつつ、「プロセスの議論をオープンにするより、成功するにはどうすればいいのか、そこに力点がある」と述べた。

 同事業については27年度までに単独の累積赤字が最大48億8200万円に上るとの試算があることが分かっている。この試算に関する質問に小山学長は「学内で議論中。いろいろな試算のなかの一つ」としたうえで、「取り巻く環境は変わる。重粒子線がん治療への理解が国民の間で進めば、『これでがんが治るのだ』と普及する。いろいろなことがあるので、それぞれに試算をしていく」と語った。

    ◇

 山大の「重粒子線がん治療事業」には国、県などの補助金などが投入されている。文部科学省は「(山大の治療装置は)次世代型装置を新たに作り上げるもの。研究開発要素が高いことなどから、一定の国費投入が必要と判断した」(学術機関課)と説明。県も「県民が身近なところで高度医療を受けられることは重要」(健康福祉企画課)とし、山形市は「『健康医療先進都市』の実現を目指しており、山大の事業を中核と位置付ける考えは変わらない」(健康課)とコメントした。
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