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(静岡)医療事故:清水病院で男性死亡 静岡市と遺族、賠償金2200万円で合意

【出所:2017年4月20日 毎日新聞】

 静岡市は19日、市立清水病院(同市清水区宮加三)で昨年3月、常勤の男性医師が手術中、誤って男性患者(当時91歳)の大腸に穴を開ける医療事故があったと発表した。男性は昨年6月に死亡した。死因は肺炎だったが、医師のミスとの因果関係があると判断し、市は慰謝料など賠償金2200万円を払うことで遺族と合意した。26日の臨時市議会に関係議案を提案する。

 同病院事務局によると、ミスがあったのは昨年3月23日。清水区に住む膀胱(ぼうこう)結石の男性が結石の破砕手術を受けた。

 結石の手術は成功したが、尿の出が悪かったため、膀胱から管を通して尿を腹から出すための手術を受けた。その際、泌尿器科の医師が金属製の棒状器具を尿道から体内に入れて操作中、誤って尿道と大腸に穴を開けた。

 このままでは腹膜炎を起こす恐れがあったため、別の医師が全身麻酔による開腹手術を実施。男性は昨年3月28日に集中治療室から一般病棟に移ったが、同6月16日に死亡した。市は「一連の手術やその後の入院による患者の体力低下が死因につながった」と判断した。

 昨年8月、患者の家族からカルテの開示請求があった。請求前から病院側にも賠償の意思があったといい、今年3月まで代理人弁護士を通じて協議を続けていた。

 同病院の藤井浩治院長は「今後、このような事故が起こらないよう、手術内容や方法に関する事前の検討、患者や家族への説明を十分に行う。また、より安全な手術方法を選ぶなど、再発防止に最大限努める」とコメントした。
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