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アルツハイマー病改善 マウス実験、ポリフェノール効果 循環器研チーム

【出所:2017年4月5日 毎日新聞】

 ポリフェノールの一種にアルツハイマー病の症状を改善させる効果があることを、国立循環器病研究センターの斉藤聡医師(神経内科)らの研究チームがマウスを使った実験で解明した。認知機能低下の一因となる脳内の老廃物をたまりにくくする働きがあり、軽度の場合に効果が期待できるという。国循は新たな治療薬の開発に向け、今年度中のヒトでの治験開始を目指す。

 研究成果は4日、英科学誌に掲載された。

 アルツハイマー病は、神経細胞から排出される異常たんぱく質が凝集し、脳内の血管にたまることが一因とされる。研究チームは、野草のアザミの一種から取れるポリフェノール「タキシフォリン」が、この異常たんぱく質の凝集を防ぐことに着目。アルツハイマー病を発症したマウスに食べさせたところ、脳内の血流量や認知能力が正常なマウスに近い状態まで回復した。ポリフェノールは植物に含まれる抗酸化物質。タキシフォリンは赤ワインに含まれるポリフェノールとは異なる。

 研究チームは2014年から、異常たんぱく質の除去を促す「シロスタゾール」を使ってアルツハイマー病の進行を抑える治験を進めている。タキシフォリンを併用すれば、より大きな治療効果が得られるとみており、斉藤医師は「アルツハイマー病の有効な治療法になり得る。25年度中に併用治療の臨床応用を目指したい」としている。
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