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(1分で知る)たばこ:7 吸う人採らない企業増

【出所:2017年5月17日 朝日新聞】

 屋内禁煙を導入した国ではたばこのない社会を目指し、日本の先を行く。豪タスマニア州議会では2014年、00年生まれ以降の人には成人になってもたばこを売ってはいけないという法案が議員立法で提出され、議論された。

 04年、世界に先駆けて屋内禁煙法を施行したアイルランドの喫煙率(15年)は男性が22・4%、女性が21・9%。25年には5%未満を目指す。フィンランドは40年までにゼロを目指す。望月友美子・日本対がん協会参事は「世界はすでにエンドゲーム(終盤戦)の段階に入った」と話す。

 日本の喫煙率(15年)は女性7・9%に対し男性は30・1%。政府は12年のがん対策推進基本計画で、22年度までに全体で12%になるのを目指す。政策は遅れているが、採用を非喫煙者に限る企業が増えている。

 ホテル運営会社「星野リゾート」も02年から採用の条件を非喫煙者とした。それ以前に入社した社員にも報奨金制度などを設け、正社員の喫煙率をゼロにした。社員の健康を優先したほか、業務時間内の喫煙の時間をなくして生産性を上げるのも狙いだ。担当者は「企業競争力に直結する」と話す。
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