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画像診断の確認徹底を 慈恵医大病院の肺がん放置

【出所:2017年3月21日 共同通信社】

 東京慈恵会医大病院で肺がんの疑いがあると指摘された男性=2月に72歳で死亡=の画像診断報告書が約1年間放置された問題で、医療事故の遺族らでつくる市民団体「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」が17日、画像診断報告書の確認などの再発防止策を医療機関に徹底させるよう厚生労働省に要請した。

 男性は2015年10月に受けたコンピューター断層撮影(CT)検査の報告書で肺がんの疑いがあるとされたが、主治医らが確認せず、昨年10月に再入院した際のCT検査で肺がんと分かるまで放置された。男性は今年2月に亡くなった。

 厚労省への要請後に記者会見した連絡協議会副代表の宮脇正和(みやわき・まさかず)さん(67)は「医療従事者は、見落としなどのケアレスミスが重大事故につながるということを肝に銘じ、医療安全に対する意識を高めて共有してほしい」と強調。同協議会代表の永井裕之(ながい・ひろゆき)さん(76)は「患者も巻き込んだチーム医療を推進して」と訴えた。

 男性の長男(30)も会見に同席し、「遺族を社会的に支援する枠組みも必要」と主張。男性は05年に別の病院で点滴用カテーテルの誤挿入後に妻を亡くしており、長男は「両親の犠牲を無駄にしないためにも、単純な医療ミスをなくすための取り組みを強化してもらいたい」と語った。
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