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助っ人に温泉券や住居提供 熊本・阿蘇、看護職員募集

【出所:2017年5月16日 共同通信社】

 熊本県は15日、熊本地震の影響で看護職員の不足が慢性化している阿蘇地域の医療機関の助っ人となる人材を呼び込もうと、最短1カ月間から就労できる「くまもと復興応援ナース」の募集を始めた。住居を提供するほか、阿蘇の魅力を体感してもらおうと温泉や観光施設の無料券も用意し、被災地域の医療体制の立て直しを目指す。

 県などによると、県内では昨年4月の地震後に看護職員延べ216人が離職。このうち阿蘇地域では、病院の一時閉鎖に加え、国道57号やJR豊肥線の寸断による通勤負担増もあり約60人に上った。人手不足の状態は現在も続き、夜勤といった勤務シフトの人繰りにも影響が出ているという。

 対象は看護師、准看護師、保健師、助産師の資格を持つ人で、阿蘇医療センター(阿蘇市)など6病院で計20人以上の確保を目指す。雇用は非常勤で、期間は1カ月から1年程度。住居は勤務先の病院が準備し、温泉や観光施設といった優待は自治体が担う。

 県は同日、人材確保に向けた覚書を県看護協会と締結。同会の嶋田晶子(しまだ・あきこ)会長は「1人でも多くの人に阿蘇を支援してもらいたい」と話した。
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