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脊髄損傷、iPSで治療 慶応大が倫理委に申請

【出所:2017年2月13日 共同通信社】

 慶応大の研究チームは10日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経の元になる細胞を作り、脊髄損傷の患者に移植して治療する臨床研究の実施を学内の倫理委員会に申請した。

 iPS細胞を使った脊髄損傷への再生医療は、実施されれば世界初。拒絶反応の少ない型の人から作り、備蓄している京都大のiPS細胞を使う。学内の別の審査委員会や厚生労働省の審査も経た上で、来年前半にも実施することを目指す。

 チームの岡野栄之(おかの・ひでゆき)教授は「幹細胞を使った研究を20年近く続け、いよいよ臨床が近づいてきた。しっかり進めて成功させたい」と話した。

 計画では、脊髄を損傷した18歳以上の患者7人を対象とする。iPS細胞から、神経細胞になる手前の段階の細胞を作り患者に注入、傷ついた神経を再び働くようにすることを目指す。

 けがをしてから2~4週間のうちに移植すると治療効果が高いとされるが、患者自身からiPS細胞を作っているとこの期間に間に合わないため、備蓄している他人のiPS細胞を利用する。

 国内では交通事故やスポーツなどにより、毎年5千人が脊髄を損傷すると推計されている。脳からの情報が伝わらず、損傷部から下はまひ状態となり、車いすの生活になる場合もある。
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