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「重度障害で抑止働かず」 元名大生に家裁の鑑定医

【出所:2017年2月23日 共同通信社】

 女性殺害と高校生2人への劇物投与事件で、殺人や殺人未遂罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)の裁判員裁判公判は22日午後も名古屋地裁で続き、元女子学生を精神鑑定した医師が「重度の発達障害と双極性障害(そううつ病)があり、犯行時は抑止力が働かなかった」と証言した。名古屋家裁の嘱託で家裁段階での鑑定をしていた。

 医師は道徳に関する質問をした際の検査結果から「元女子学生には先天的に社会性がなく、行為の善しあしを判断できなかった」と説明。高校時代から逮捕後までの気分の波をグラフに書かせると、高揚した時期に犯行に及んでおり、犯行に障害が影響したと述べた。

 また、元女子学生が小学生のころに人を殺す場面を絵に描いていたことが死への関心を深め恐怖心を克服するための行為だったとし、これにより「死の世界が安心につながるメカニズムができた」と分析。犯罪まで適切な治療を受けられなかったことに触れ「児童精神医学の犠牲者」と述べた。

 これまでの公判で、弁護側は重篤な精神障害を理由に無罪を主張。検察側は障害の影響は限定的だったと訴えている。

 起訴状によると、19歳だった14年12月、名古屋市の自宅アパートで無職森外茂子(もり・ともこ)さん=当時(77)=を殺害したほか、12年5~7月、仙台市で同級生ら2人に飲み物に混ぜた硫酸タリウムを飲ませ、殺害しようとしたとしている。
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