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(宮城)がん患者の交流会 東北大病院で26日スタート

【出所:2017年4月25日 朝日新聞】

 東北大学病院のがん診療相談室は、がん治療に関する悩みや要望を話し合う茶話会を始める。「自分自身の体験を役立てたい」という元患者と、「経験者からのアドバイスを聞きたい」という患者の思いに、県内のがん治療の中心病院のひとつである東北大学病院が乗り出す。

 初回の茶話会は26日午後2時から、がん診療相談室(仙台市青葉区)で開かれる。闘病経験を持ち、患者とのコミュニケーション方法などの養成講座を受講した「ピアサポーター」と呼ばれる専門家2人が参加する予定だ。お互いがゆっくり話し合うことが一番の目的のため、会話のきっかけづくりとして絵はがきを一緒に作りながら話し合いを進めることにしている。

 がん診療相談室の相談員で看護師の小笠原喜美代さん(64)や古山美智子さん(50)によると、「他人の体験談を聞く」「自分の体験談を話す」というやりとりが、双方に大きな相乗効果を生むという。家庭内でさえも「悩みをわかってもらえない」と孤独感を持つ人も少なくないため、話し出すと止まらない患者も多い。

 「ピアサポーター」は2012年に厚生労働省が発表した「がん対策推進基本計画」に盛り込まれた。基本計画を受け、県内でも東北大学病院や県対がん協会などが中心となり養成講座をスタートさせた。今後、隔月で開いていく予定の茶話会でも、16年度までに約180人誕生したピアサポーターが中心となる。

 国がピアサポートに力を入れ始めた背景には、がん治療が日進月歩で進歩し、がんを克服して社会に戻る人が増えている現状がある。従来は入院して受けていた抗がん剤治療などが通院で行われるようになり、がん患者の社会生活が注目されている事情もある。

 県内24の患者支援団体が参加する「がん患者会・サロンネットワークみやぎ」の吉田久美子代表(67)は「私たちができるのは、医療機関ができない分野での患者への手助けです。医学が進歩しているように、患者目線のサポートもどんどんと充実させたい」と話している。

 連絡先は、がん診療相談室事務局(022・717・7995)。
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