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うつ復職挑戦中も年金対象 国の不支給取り消す判決

【出典:2017年1月25日 共同通信社】

 東京都内のシステム開発会社でネットワークエンジニアとして働き、うつ病になった千葉県の男性(46)が、復職を試みていたことを理由に障害厚生年金の支給を認めなかった国の決定を取り消すよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、請求通り国の決定を取り消した。

 判決によると、男性は2004年7月にうつ病と診断され、05年9月~06年1月に休職。同年2月に復職した。13年1月、初診から1年半後の06年1月に受給権を取得したとして年金を請求したが、認められなかった。

 国側は「06年1月当時は病状が改善し、職場復帰を試みる状態だった」と主張したが、林俊之(はやし・としゆき)裁判長は「職場復帰は失職を心配して希望したと考えられる。薬の処方量は減っておらず、復帰後も欠勤や遅刻が続くなど、労働が制限されていたと言える」と指摘した。

 男性の代理人を務めた池原毅和(いけはら・よしかず)弁護士は「納得できる結果だが、時間をかけて訴訟をしなければ認められないのは酷だ。国には対応の見直しを求めたい」と話している。

 厚生労働省の担当者は「判決の内容を確認し、関係省庁と協議をした上で今後の対応を検討したい」としている。
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