goo

骨形成の関与物質解明 京大、メダカ実験で

【出所:2017年5月15日 共同通信社】

 細胞内の小胞体という器官にある「BBF2H7」というタンパク質に、背骨の形成に必要なコラーゲンの輸送を助ける働きがあることを、京都大の森和俊(もり・かずとし)教授(分子生物学)らのチームがメダカを使った実験で突き止め、12日付の米科学誌電子版に発表した。

 森教授は、小胞体にさまざまな異常タンパク質がたまるのを防ぐ仕組み「小胞体ストレス応答」を解明し、米国で最も権威がある医学賞で、ノーベル賞の登竜門ともされるラスカー賞を2014年に受賞した。

 BBF2H7はこの応答に関与する物質の一つ。「骨がうまく形成できない病気の治療に役立つかもしれない」という。

 チームは、小胞体にあるBBF2H7を働かなくしたメダカを観察。尾が短く、短命だったため原因を調べた。

 すると、多量のコラーゲンなどが小胞体の中に蓄積していたほか、小胞体からコラーゲンを運び出す能力が不足していた。チームは、BBF2H7は、コラーゲンのような小胞体の中にたまった物質の存在を感知するセンサーとして、輸送を助けているとみている。

 注)米科学誌はジャーナル・オブ・セル・バイオロジー
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« (奈良)危機... 傷害容疑で医... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。