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精子幹細胞に人工染色体 京大教授ら成功、不妊治療応用に期待

【出典:2017年9月23日 京都新聞】

 精子の元となる精子幹細胞へ人工的に作った染色体を入れて子どものマウスを誕生させることに、京都大医学研究科の篠原隆司教授らが成功した。ヒトの不妊治療へ応用が期待できる。米科学誌ステム・セル・リポーツに22日、発表する。

 たくさんの遺伝子を入れることができる人工染色体は、マウスのES細胞(胚性幹細胞)に導入することは可能だった。だがES細胞から生殖細胞を作ることは、操作が煩雑で人工染色体が失われやすいという欠点があった。

 このためグループは、ウイルスのタンパク質を使い、マウスの精子幹細胞へ人工染色体を導入する技術を開発した。精子幹細胞の中では、人工染色体が安定して存在した。さらに精子に変化させて受精卵を作り、子どものマウスを誕生させることもできた。

 ヒトにも精子幹細胞は存在するが、試験管レベルでの培養にはまだ成功していない。ただ篠原教授は「将来的にはヒトの男性不妊の原因や治療法開発に役立つはず」としている。
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