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細胞製造業者に賠償命令 「ヒト由来」と違い誤発表

【出所:2017年3月7日 共同通信社】

 購入した細胞が事前の説明と異なってヒト由来ではなく、学会での誤った発表につながったとして、大阪大大学院の明石満(あかし・みつる)特任教授(機能性高分子)と大阪大が、製造元のアンチキャンサージャパン(千葉県富里市)に計約560万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は6日、計100万円の賠償を命じた。

 大島雅弘(おおしま・まさひろ)裁判長は判決理由で、購入品から作製した別の細胞でマウス細胞の混入による汚染が確認されており、汚染は製造段階から生じていたものだったと判断した。

 同社側は販売を仲介した業者のミスか、研究過程での汚染の可能性を主張していた。損害額は大学が80万円、教授が20万円と算出した。

 判決などによると、大学側は2011年12月、同社の「ヒト膵臓(すいぞう)がん由来の細胞」を複数の業者経由で購入。約1年4カ月研究し、成果を学会で発表した。しかし他のヒト細胞で実験していた13年2月、購入品と異なる反応が出たため同社に問い合わせたところ、検査の結果、購入した細胞がヒト由来ではなかったと判明した。

 同社は「汚染が確認された細胞は納入品と異なる。控訴も含めて検討する」としている。
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