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(鹿児島)向精神薬7万錠不明 病院職員、5年前から持ち出しか

【出所:2017年4月23日 朝日新聞】

 鹿児島県奄美市の奄美病院は21日、向精神薬約7万3600錠が所在不明になったと発表した。5年前から職員が持ち出しを続けていた可能性が高く、この間、病院は薬の在庫状況を確認していなかったという。

 所在がわからなくなっているのは、抗うつ剤や睡眠導入剤、不安を和らげる薬などとして使われる「デパス錠」と「エチゾラム錠」。大量に服用すると意識障害などを起こす恐れがある。昨年10月に麻薬及び向精神薬取締法の対象に指定された。

 同病院によると、先月15日に系列病院の薬剤師が薬の数がおかしいことに気づき、患者に処方した数量と在庫数を照合したところ、2012年4月から今年3月までの5年間にわたって持ち出しが行われた可能性が高いことがわかった。

 薬は院内の薬剤科にある鍵がかかった倉庫で保管。鍵は同科の薬剤師らが持っているほか、薬が必要なときに当直の看護師らが総務課から借りていた。同病院は職員が持ち出した可能性が高いとみて、倉庫に出入りする職員らの聞き取り調査などを進めている。

 また、3月22日に県に紛失を報告。県警にも相談しており、犯罪性が高いと判断した場合は刑事告訴も検討する。病院管理者の杉本東一医師は「薬剤管理に不備があり、責任を感じている。再発防止のために万全を期したい」としている。

 奄美病院は精神科と神経科があり、病床数は356、職員数は229人。
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