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貴金属、値上がりで歯科向け主力材料の地位揺らぐ?

【出典:2017年10月3日 日本経済新聞】

 パラジウムや金など貴金属の高値が続いている。売買差益を狙う商品市場の関係者だけでなく、私たちの身近にもこの値上がりを不安げに見つめる人たちがいる。歯科医たちだ。価格上昇で医療費もじわりと増えているほか、保険適用される割安な新素材も登場。歯科治療の材料は貴金属からプラスチックなどへの置き換えが加速する可能性も出てきた。

 「こんなに高いなんて」――。9月下旬、東京・港区で歯科医院を営む男性は歯科用材料の値段に目を丸くした。注文したのは銀歯に使う貴金属。1センチ角の板状の貴金属が30グラム分入った袋は、1つで約4万3000円。25年前の開業時は同じものが8000円だった。当時と比べて5倍以上に値上がりしたことになる。男性は「10袋買ったが3カ月程度でなくなってまた注文するのかと思うと、気が重くなる」と苦笑いする。

 値上がりしているのは、治療ではおなじみの素材で一般的には銀歯と呼ぶ「鋳造用金銀パラジウム合金」だ。金を12%以上、銀を40%以上、パラジウムを20%以上含む合金で、治療で最も需要が多い。保険が適用される医療用の貴金属材料の値段は厚生労働省が告示する。2年に1度の診療報酬改定に加え、前回の改定から半年以内で原料価格に5%以上の変動があった場合、随時見直すのがルール。歯科医などはこの価格を基に医療費を計算する。

 厚生労働省はこの貴金属合金の価格を10月から1グラム1414円に改定することを決めた。4~9月期と比べた上げ幅は135円(1割)だ。

 引き上げの最も大きな理由はパラジウムの高騰だ。自動車触媒向け需要が堅調な一方、ロシアや南アフリカに偏る供給は減少傾向。生産国などで品薄となり、国際価格は8月下旬に1トロイオンス900ドル台後半と約16年半ぶりの高値をつけた。円建て価格も1グラム3300円台と2001年以来の高値水準。北朝鮮リスクの高まりで「安全資産」とされる金も値上がりし、国内価格は約2年ぶりの高値圏にある。いずれもこの10年で2倍になった。

 保険適用で患者が歯科医に払う負担額(原則3割)も上がっているが、歯科医の負担も重い。犬歯と大臼歯に挟まれた小臼歯の場合、単純な虫歯治療であれば患者負担はおよそ3000円程度。そのうち貴金属(1グラム)の材料費は1400円。残りの1600円のうち、詰め物を作る歯科技工士に払う技工料が1500円程度で、歯科医の利幅は100円程度と小さい。「金属代が高いうえ、場所代や人件費も払うと利益はほぼなくなってしまうのが実情」(港区の歯科医)という。

 高騰する貴金属は国の医療費の圧迫要因にもなる。厚生労働省の調べによると、2015年度の歯科診療医療費は2兆8294億円。11年度と比べて約6%増えた。医療費上昇を抑える狙いもあり、近年は価格が安定したプラスチックなどを使った治療も広がってきた。

 レジンと呼ぶプラスチックの場合、詰め物で単純な虫歯を治療する際にかかる材料費は、銀歯と比べておよそ15分の1と価格差が大きい。

 国は14年の診療報酬改定で、小臼歯にかぶせる白いハイブリッドレジン(プラスチックとセラミックの混合物)を保険適用の対象にした。それまでは審美性の高い白い歯科材の保険適用は、目立ちやすい前歯に限られていた。16年には金属アレルギーの患者を対象に、大臼歯(奥歯)に使う場合でも保険適用となった。

 セラミックは高価というイメージがあるが、ハイブリッドレジンで歯のかぶせ物を作る際にかかる材料費は約3800円。同じケースで金銀パラジウム合金は約4980円と、意外にも金属製の方が材料費自体は高くついている。相次ぐ適用拡大に、歯科材業界では「いずれ金属アレルギーでなくても奥歯も適用対象になるのでは」との臆測も飛び交う。

 貴金属はその強度で治療用材料として評価されてきた。歯科医からは「セラミックやプラスチックは貴金属に比べて割れやすい、取れやすいといったデメリットもある」との声もあがる。貴金属業界では「生体へのなじみやすさなど優れた特性を訴え続ける」(貴金属大手の徳力本店)との声が目立つ。それでも、パラジウム合金のように短期間で大きく価格が変動することは他の素材ではまれだ。高値が定着すれば、貴金属は歯科治療の主力材料としての地位が揺らぎかねない。
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口腔がん検診、受診を 大分大学病院が15日、はさま未来館で

【出典:2017年10月3日 大分合同新聞】

 大分大学病院歯科口腔(こうくう)外科は15日午前9時半から午後0時半まで、由布市挾間町のはさま未来館で無料の口腔がん検診を行う。同科の河野憲司教授は次のように述べ、受診を呼び掛けている。

 口腔がんは舌がんや歯肉がん、頬(ほほ)粘膜がんなどの総称で、全国で年間約7千人が亡くなっています。口腔がんは自分自身で容易に観察できる部位にもかかわらず、3~4割は進行した状態で発見されます。

 同病院歯科口腔外科は2008年から16年まで県内5市と1事業所で実施した検診で計5069人を調べ、7人の口腔がん患者を発見しました。高齢化に伴い80歳以上の患者の割合が増えています。特に要介護者は自分で口の中をチェックする習慣が少なくなり、早期の口腔がんが見落とされてしまうと考えられ、介護者の日頃のチェックが大切です。

 口腔がんは早期段階で治療を受けた場合、5年生存率が90%以上であるのに対して、進んだ段階になると70%に落ちるといわれています。治療技術の発達によって治療実績は向上していますが、治療後に顔が変形したり、摂食、嚥下(えんげ)、会話などの口腔機能の障害が残ったりすることがあり、生活の質の低下につながります。小さいうちに発見、治療することが重要です。

 検診では大分大学病院歯科口腔外科の歯科医師が口腔がんを含めた口腔粘膜の病気を視診と触診で検査します。病気が見つかったら、専門の医療機関の受診指導をします。

 ▽受診希望者は同科の予約専用電話(TEL090・1342・6703)で、2日から申し込むことができる。受付時間は午前10時から午後4時まで(土・日・祝日を除く)。締め切りは11日だが、定員(200人)に達し次第、締め切る。
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歯科の医療機器使い回し「対策不十分」…厚労省、都道府県に指導依頼

【出典:2017年9月28日 読売新聞】

 歯を削る医療機器が患者ごとに交換されず、使い回されている問題で、厚生労働省は、歯科医療機関に滅菌などの院内感染対策の徹底を周知するよう、都道府県などに通知を出した。

 「ハンドピース」と呼ばれる歯を削る医療機器は、治療時に口に入れるため、唾液や血液が付きやすく、院内感染対策が講じられないとウイルスなどを次の患者にうつす心配がある。

 そのため日本歯科医学会の指針は、患者ごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で滅菌するよう定めている。しかし、今年5月に公表された厚労省研究班のアンケート結果によると、「ハンドピースを患者ごとに交換し滅菌している」と回答した歯科医療機関は52%にとどまった。

 通知では、「依然として院内感染対策の取り組みの徹底が不十分」とした上で、都道府県などに対し、必要に応じ滅菌の指導を行うよう依頼した。

 また、衛生管理を重点項目として保健所が立ち入り検査を行い、対策が不十分なことが分かった歯科医師に徹底した指導を行い、厚労省に報告することも求めた。
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(大分)中津市、歯科医師会などが尽力 口腔がん検診10年目

【出典:2017年9月25日 大分合同新聞】

 中津市で集団口腔(こうくう)がん検診が始まり、10年目を迎えた。昨秋に市民病院に開設されるまで市内に歯科口腔外科がなかったこともあり、市、中津歯科医師会、大分大学や九州歯科大学の専門医らの尽力で継続。進行すれば生活の質(QOL)に大きな支障を来す口腔がんの早期発見に努めてきた。10、11月の検診を前に関係者らは受診を呼び掛けている。

 検診は2008年に中津歯科医師会が開始。10年から市主催に移行し、年3回実施している。大学病院の専門医が毎年約300人を視診や触診。昨年は受診者324人のうち27人が要精密検査になった。

 口腔がん検診は、厚生労働省が指針で自治体での推進を定めた胃がんなど5種類のがん検診の項目外。同省の16年調査によると、実施市区町村は3・5%にとどまる。市地域医療対策課は「検診で見つかった罹患(りかん)者の割合は、口腔がんも他のがんと同程度。指針外だが効果があるので検診を続けている」という。

 中津歯科医師会の夕田進祐地域保健担当理事は「口腔がんは3~4割が進行した状態で見つかる。進行すると食事や発語に困難を生じたり、顔面が変形したりする。QOLを維持するためにも早期発見が大事。2年に1回は検診を」と話している。

 本年度の検診はあと2回。40歳以上が対象で午前中のみの予約制。料金は40~69歳が千円、70歳以上が無料(年度内1回のみ)。市外・対象外は3240円。

 詳細は次の通り。

 ▽10月1日 耶馬渓公民館。予約は9月29日までに同課支所窓口(TEL0979・26・4008)へ。
 ▽11月19日 市教育福祉センター。予約は10月30日~11月17日に同課(TEL0979・22・1170)へ。
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(沖縄)お口の清潔 共同管理 中部病院と中部歯科医会 うるま

【出典:2017年9月25日 琉球新報】

 県立中部病院(本竹秀光院長)と中部地区歯科医師会(赤地一史会長)は21日、うるま市の中部病院で「周術期口腔(こうくう)機能管理連携にかかる協定」を締結した。中部病院の患者について同院の歯科口腔外科が口腔機能管理計画書を作成し、地域の歯科医院で虫歯治療や歯垢(しこう)の管理などを行う。

 口腔内を清潔に保つことで治療を中断させず、病気の再発防止にもつながるという。周術期口腔機能管理についての連携協定は県内で初めて。

 中部病院では、年々口腔内治療の対応が増加しており、地域の歯科医院との協働が求められていた。

 締結式で本竹院長は「口腔ケアが悪いと、食事ができなくなり、治療が遅くなる。締結をきっかけに、力を入れていきたい」と語った。赤地会長は「講習会を開いて、さらにスキルアップをしたい。中部病院との連携を密にして、地域の健康増進のために頑張っていきたい」と述べた。
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銀歯、来月値上がり 貴金属高、患者に痛手

【出典:2017年9月22日 日本経済新聞】

 パラジウムや金など貴金属の値上がりで、虫歯の治療に使う銀歯の価格が10月から上昇する。代表的な素材「金銀パラジウム合金」で奥歯にかぶせものをする場合、保険適用で患者が歯科医に払う負担額(原則3割)は144円(1割)増える。国際相場の上昇が虫歯治療の値上がりとなって家計に響きそうだ。

 保険が適用される医療用の貴金属材料の値段は厚生労働省が告示する。前回の改定から半年以内で原料価格に5%以上の変動があった場合、随時見直す。歯科医などはこの価格を基に医療費を計算する。

 新価格は金銀パラジウム合金で1グラム1414円と4~9月の価格から11%高く、1年前に比べ17%値上がりした。5年前からの上昇率は3割に達する。
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坂道転落の始まりは今井絵理子議員との〝ロマンス疑惑〟報道 政活費不正にまみれた期待のホープ「ハシケン」

【出典:2017年9月19日 産経新聞】

 当初は否定していた政務活動費(政活費)の不正受給疑惑について、追い詰められる形で認め、神戸市議の職を追われた橋本健氏(37)。疑惑報道のそもそもの発端が、妻子を持つ身でありながら、アイドルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員との交際疑惑だったことが不幸の始まりだった。「一線は越えていない」という2人の釈明がテレビのワイドショーの格好のネタとなり、一介の地方議員が一気に「全国区」の存在に。その後、市政報告ビラの架空発注に伴う政活費の不正受給疑惑が連日、大きく報道されるようになった。〝不貞ロマンス疑惑〟に端を発した一連のスキャンダルで、橋本氏は猛スピードで坂道を転がり落ちた。

交際疑惑で認知度「全国区」に

 大阪に向かう新幹線の車内で仲むつまじく手をつないで眠る姿、同宿のホテルから別々に出た後、同じタクシーに乗り込む姿…。週刊新潮(7月27日発売)が、衝撃的な写真とともに交際疑惑を報じた2人が、神戸市議の自民党市議団幹事長の橋本氏と今井議員だった。

 発売日当日、橋本氏が市議会に姿を現し、記者会見。「自分の脇の甘さを痛感しており、軽率な行動だったと反省している」と沈痛な面持ちで頭を下げた。

 テレビのワイドショーのリポーターを含む約40人の報道陣が囲む中、橋本氏は大粒の汗を流しながら釈明を繰り返した。妻と子供2人がいる橋本氏は会見で、結婚生活が破綻していると強調し、今井議員に交際を申し込んだことを告白。ただ「不倫という自覚はなかった」「一線は越えていない」などと述べた。

 一方、今井議員は同日、「軽率な行動により多大なるご迷惑をかけ、深くおわび申し上げます」とコメントを発表して謝罪。その中で、橋本氏と知り合ったのは今井議員が初当選する昨夏の参院選で、「妻と離婚協議をしている」と交際を求められたとしたが、週刊新潮が報じた「略奪不倫」については橋本氏と同様に明確に否定した。

 この交際疑惑に加え、今後の政活費疑惑の予兆といえる騒動も報じられた。

 橋本氏は今井議員が比例代表で立候補した昨夏の参院選公示日直前に、2人が対談した記事を掲載した市政報告ビラ「ハシケン通信」約2万部を自らの選挙区で配布。橋本氏は「選挙応援には当たらない」と選挙違反を否定した。しかし、政活費でビラを作成していたことから、所属先の自民党市議団が「政活費で選挙応援したと誤解を招きかねない」として、印刷費など約30万円を返還する事態となった。

「ホープ」からの転落…

 橋本氏の神戸市議会での評判はどうだったのか。

 「若い上に顔立ちも良く、最近2回の市議選では中央区選挙区で2回連続のトップ当選している。ホープとして期待を集めていた」

 自民党市議団の関係者はこう打ち明けた。

 橋本氏は同市東灘区出身。兵庫県内でも有数の進学校、県立長田高校から大阪大歯学部卒。歯科医師免許を取得した。平成19年の市議選で初当選。23、27年にトップ当選した。

 自民党県連の一部で、橋本氏と今井議員の関係を疑う声も上がっていたという。「ハシケン通信で今井議員との対談を掲載し、たびたび東京を訪れていた。かなり親密な関係にあるのではと思っていた」とある県連関係者は振り返る。

 その上で「将来、国政進出も考えていたのだろう。離婚が成立し、今井議員と結婚して知名度が上がれば、国会への足がかりになると考えていたのではないか」と話した。

 あくまでも自民党関係者の“推測”だが、交際疑惑に続き、週刊新潮が報じた市政報告ビラ架空発注による政活費の不正受給疑惑が橋本氏の政治生命にとどめを刺すことになる。

〝新潮爆弾〟第2弾

 交際疑惑が沈静化しつつあった8月23日、この日発売の週刊新潮は、橋本氏が平成22~26年度に計8回発注したとされる「ハシケン通信」が架空発注で、その領収書を提出して政活費約720万円を受け取ったと報じた。

 橋本氏は同日会見し、「印刷したビラはあるし架空発注ではない」と否定。神戸市中央区の業者にデザインなどを依頼し、兵庫県宍粟(しそう)市の業者に印刷させ、それぞれ代金を支払ったと説明した。

 ところが、翌日の24日、中央区の業者の〝告発〟が橋本氏を追い込む引き金となる。弁護士を通じて「印刷をしていないのに、橋本氏に頼まれて領収書だけを渡した」「代金も受け取っていない」との文書を公表したのだ。

 26日には、橋本氏からの「口裏合わせ」を示唆する〝想定問答〟のメールの存在も明らかにした。

「全て認める」

 追い詰められた橋本氏は28日、自民党市議団を通じて議員辞職を表明。翌日、辞職願を郵送で議長に提出し、その日に許可された。

 疑惑解明に向けた調査を行っていた市議団は9月6日に結果を発表した。

 市議団の安達和彦団長らによると、橋本氏は不正受給疑惑について「全て認める」と回答。総額は約910万円で、22~26年度に計8回、神戸市中央区の業者が出した架空領収書計約715万円分と、26年5月に発注した同市兵庫区の業者には「3月31日」の日付で発行させた約194万円分の領収書を25年度(26年)3月分として政活費を申請し、不正受給した。

 橋本氏は、中央区の業者に対し1回(の架空領収書)あたり10万円の謝礼を支払い、宍粟市の業者には1回につき10万~20万円を渡し、ビラ5千~1万部を印刷させた-と説明。「ビラの印刷をせず、市議会の規則で禁じられている名刺を納品した」とする兵庫区の業者の主張に対しても、橋本氏は「覚えていないが、争わない」と答えたという。

 橋本氏は「差額を詐取した」と不正を認めた上で、「事務所の家賃の支払いや東京への交通費や宿泊費などの政治活動に充てていた」としている。

 橋本氏の説明に対し、中央区の業者は金の受け取りを否定した。宍粟市の業者は産経新聞の取材に「実際に印刷して納品した」と証言したが、領収書の発行や金額などについては「よく覚えていない」とした。

市議会の支給システムに問題

 橋本氏の対応や説明をめぐっては、強い批判の目が向けられている。

 疑惑を認めて議員辞職を表明した8月28日、「説明責任を果たしたい」とのコメントを出しながら、こうした発表は他人任せで、自らは姿をくらませたままだ。一方で詐欺罪などでの事件化を見越してか、神戸地検には9月6日に自ら出頭して事情を説明したとされる。

 市民からは「(公の場に)早く出てきて説明しろ」「交際疑惑に税金の詐取。市民として恥ずかしい」と怒りの声が上がる。

 市民団体「市民オンブズマン兵庫」は9月7日、週刊新潮の報道などをもとに、中央区と兵庫区の業者への架空発注で政活費をだましとったとして、橋本氏と業者2人に対する詐欺罪などの告発状を神戸地検に提出、13日に受理された。さらに市議会は同日、同様に詐欺罪で兵庫県警に告発した。

 政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は、議員個人に支払われる前に会派に支給されるという神戸市議会の政活費の支給システムに問題があるとし、「チェック機能が働かなかった会派の責任が問われない限り不正はなくならず、自浄作用が働くこともないだろう」と指摘。辞職後も姿を見せない橋本氏に対しても「辞職すれば終わりではなく、説明責任をきちんと果たすべきだ」と苦言を呈した。

 同市議団の安達団長は「会派として不正を見抜けなかった責任はある。(今後の対策は)議会全体で考えていかないといけない」と語った。

 兵庫県では、政活費をめぐる不祥事が続いている。「号泣県議」で有名となった元県議が詐欺罪などで有罪判決を受けたほか、神戸市議会の議員3人が同罪で在宅起訴され、8月に相次いで辞職する事態となっている。

 政活費をめぐって相次ぐ不正。抜本的な対策を打ち出さない限り、市民の信頼は取り戻せないだろう。
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松本歯科大 歯の再生医療センター開設

【出典:2017年9月16日 日本経済新聞】

 松本歯科大学(塩尻市)は15日、大学病院に「細胞・再生医療センター」を開設し、歯科分野の再生医療を開始すると発表した。カネカとダイダンが整備した小型の細胞調整施設を利用し、治療に必要な細胞を自動培養して臨床研究から始める。同センターの設備で安全性を確保しつつ作業コストを低減できるため、再生医療の普及をめざしていくという。

 同センターは同病院の医科歯科連携診療部に設置した組織で、大学病院で行う再生医療を支援する。設備はダイダンの気流制御技術を使ったクリーンルームに、カネカの自動細胞培養装置を入れた。投資額は2000万円前後という。再生医療に使う通常の設備に比べて小スペースで、細胞培養も自動化される。維持費も含めてコストを1割程度にできる。

 最初に取り組むのは歯を支える「歯槽骨」の再生医療。腫瘍などの病気で歯槽骨が萎縮したり欠損したりして、骨の移植が必要な患者が対象。腰から骨髄液を採取して骨のもとになる細胞に自動培養し、患者に移植する。11月にも治療対象者を募集する計画だ。

 カネカの装置は容器が密閉したシステムで細胞培養が行われるため、業務の負担を軽減できるとともに、人手による汚染を避けて安全性も確保できる。再生医療で自動培養した細胞の臨床応用は日本で初めてという。
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歯の神経治癒力の仕組み解明 新潟大グループ

【出典:2017年9月8日 新潟日報】

 新潟大学医歯学総合病院の大倉直人助教らの研究グループは、歯髄(歯の神経)が持つ自己治癒力のメカニズムを解明した。歯髄の治癒時に発生する生体内物質をコントロールすることで、より早い虫歯の治癒を促せる可能性があることが分かった。大倉助教は「歯髄の自然治癒力を生かした『削らない虫歯治療』の開発への扉を開けたと考えている」と話している。

 研究の成果は英国の科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。歯髄の傷の治癒期に、炎症や痛みに関与する生体内物質プロスタグランジンE2が発生するが、これまで未解明だったその輸送経路と新たな役割を、世界で初めて明らかにしたという。

 虫歯は進行すると歯の内部組織である歯髄に波及し炎症や痛みを生じる。これまでの治療では、歯髄を除去するために歯を削ったが、物理的に歯をぜい弱化させ、将来的に歯を失うリスクが高まることが課題の一つとされてきた。

 大倉助教と新潟大大学院医歯学総合研究科の野杁(のいり)由一郎教授らは、ラットの動物実験で、虫歯などが原因で歯髄が炎症状態になったときに発生するプロスタグランジンE2について解析した。

 その結果、歯髄組織内で産出されたプロスタグランジンE2が、プロスタグランジントランスポーター(PGT)と呼ばれる輸送タンパクによって細胞の外に運ばれ、象牙芽細胞や神経、血管にある受容体(EP2)と結合することで、歯の象牙質の修復や神経保護、血管の新生に大きく寄与していることを突き止めた。

 大倉助教は「今後は研究の成果を臨床につなぎ、人が持つ回復力や修復力、保護力を生かした、新しい治療法の開発を目指していきたい」と話した。
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歯科情報VBのホワイトクロスが1.5億円調達

【出典:2017年9月7日 日本経済新聞】

 歯科医師や歯科衛生士向けの情報サイトを運営するベンチャー企業のホワイトクロス(東京・渋谷)は週内をめどに、第三者割当増資で1億5000万円を調達する。ニッセイ・キャピタル(東京・千代田)が引き受ける。調達した資金を使って、歯科医師や助手らの人材紹介サービスに参入するほか専門知識を学べる教育コンテンツを拡充する狙い。
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診療報酬を不正受給 保険指定取り消し 千葉市の歯科医院

【出典:2017年9月1日 千葉日報】

 厚生労働省は31日、診療報酬約188万円を不正請求したとして、千葉市美浜区高洲4の歯科医院「ベイデンタルクリニック」について、保険医療機関の指定を1日付で取り消すと発表した。

 同省によると、同クリニックは、実施していない訪問診療や訪問衛生指導などの診療報酬を請求。2011年2月~14年2月に約220件分を不正受給した。

 同クリニックは医療法人社団「郁栄会」(寒竹郁夫理事長)が運営。不正を認め、返還する意向という。

 同省が行った診療時間を巡る聴き取りを契機に発覚。複数の勤務医が「前任者から引き継いで漫然とやっていた」と話したという。
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不正請求で指定取り消し 千葉市の歯科医院

【出典:2017年9月1日 共同通信社】

 関東信越厚生局は31日、診療報酬計約188万円を不正請求したとして、千葉市美浜区の歯科医院「ベイデンタルクリニック」の保険医療機関指定を9月1日付で取り消すと発表した。

 厚生局によると、2011年2月~14年2月、架空の訪問診療の報酬など、少なくとも220件分を不正請求していた。非常勤の歯科医師からの聞き取りで発覚したという。
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遺体男性は院長、失血死 秋田市の歯科医院

【出典:2017年9月1日 共同通信社】

 秋田県警は31日、秋田市の歯科医院で血を流して死亡していた男性の身元を院長(44)と確認、司法解剖の結果、死因は失血死だったと明らかにした。

 県警によると、院長が死亡したのは30日午前中とみられ、午後4時すぎ、訪れた女性患者が見つけ119番した。首に刺し傷が1カ所あった。あおむけに倒れ、血の付いたメスの上に右手をのせた状態だった。県警は事件と自殺の両面で捜査を進めている。
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歯科医院で男性死亡、血を流し首に刺し傷 秋田

【出典:2017年8月31日 朝日新聞】

 30日午後4時ごろ、秋田市牛島東2丁目の「おときだ歯科医院」の建物内で、男性が血を流して倒れているのを訪れた人が見つけて119番通報した。男性は首に刺し傷があり、すでに死亡していた。県警は事件と自殺の両面で調べている。
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秋田の歯科医院で男性死亡 事件と自殺、両面で捜査

【出典:2017年8月31日 共同通信社】

 30日午後4時10分ごろ、秋田市の歯科医院で男性が血を流して死亡しているのを、訪れた女性患者が見つけ、119番した。40代の院長とみられ、刺し傷が首に1カ所あった。秋田県警は事件と自殺の両面で捜査。31日、司法解剖をして死因を調べる。

 県警によると、男性は2階にある医院の入り口付近で、あおむけの状態で倒れていた。手の近くには血の付いたメスがあったという。

 現場はJR秋田駅から南西約2キロの住宅と商店が混在する地域。
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