医学部徒然日記

い が く ぶ つ れ づ れ に っ き  医学部な生活を覗けるかもよ??

医師国家試験の合格率のカラクリ

2006年02月14日 | 日記
医師免許を取得するには医師国家試験に合格しなければなりません。
その医師国家試験を受けるには「6年制医学部を卒業した者」という受験資格を得なければなりません。

ところで、医師国家試験の合格率をご存知だろうか。大学によって結構なバラツキ
があるけど、平均して80%程度である。高いところはJ医科大学の合格率100%数年連続は有名です。
こんなに高い合格率を出していると、医師免許取るのは楽なのか?という疑問(不安)が出てくるかも知れませんん・・・。
現に、テレビ番組である芸能人が
「日本の医師は信用できない。簡単に免許取れるんだもの。
 手術してもらうときは海外に行こう。」  とか言っているのを見たことがあります。しか〜〜〜〜し!!

合格率が高いのは、進級する過程で相当な絞込みを行うからである。
ちなみに、医学部は単位制ではない
すなわち、全ての科目(例えば、教養科目の第二外国語、経済、情報学、統計学なども)をパスしなければならない。
ここで、一つでも落とせば、留年が待っている
しかも、留年した場合は、落とした科目だけでなく、全教科再履修しなければならないというシステム。
このシステムはおそらく日本の医学部はほとんど同じだと思うし、他学部と違う点かもしれない。
さらに、全ての試験に通っても、総合試験という怪物が待っている場合がある。
この試験は2年生で行われることが多いが、これにも合格しなければならない。
この試験に再試験はなく、落ちたら留年となる厳しい試験である。

また、5年生に進級するときには学生医師国家試験とも言うべく、全国共通の試験というのがある。
当然、これにもパスしなければ進級はできない。
さらに、6年生では卒業試験があります。
これも超難関で、医師国家試験より大変という噂も・・・(本当かどうかは分かりませんが

ですから、簡単に免許取ってるわけではないのです。
車みたいに。。。


●第99回医師国家試験合格ランキング
(新卒のみを集計。数字は百分率。)
横浜市立大学 100
自治医科大学 100
大阪医科大学 99
つくば大学 98.9
大分大学 98.9
慶應義塾大学 98.9
防衛医大学 98.1
徳島大学 98
神戸大学 97.8
京都府立医科大学 97.8
獨協医科大学 97.8
名古屋大学 97.1
日本大学 97
昭和大学 96.5
東医歯大学 96.4
杏林大学 96.4
秋田大学 96.3
千葉大学 96.2
滋賀医大学 96.2
岡山大学 96.1
大阪市立大学 96.1
東京大学 96
関西医科大学 96
浜松医大学 95.8
広島大学 95.8
産業医科大学 95.8
北海道大学 95.7
順天堂大学 95.7
埼玉医科大学 95.6
和歌山県立医科大学 95.4
公立計 95.4
日本医科大学 95.4
奈良県立医科大学 95.3
弘前大学 94.7
山形大学 94.7
東京女子医科大学 94.7
香川大学 94.6
慈恵医科大学 94.6
山口大学 94.5
愛媛大学 94.4
京都大学 94.2
札幌医科大学 94.2
国立計 94
愛知医科大学 94
高知大学 93.9
聖マ医科大学 93.9
東北大学 93.8
群馬大学 93.7
名古屋市立大学 93.6
富山医薬大学 93.4
九州大学 93.4
大阪大学 93.3
島根大学 93.3
総合計 93.3
信州大学 92.9
三重大学 92.8
熊本大学 92.6
宮崎大学 92.5
鹿児島大学 92.4
長崎大学 92.3
私立計 92.2
旭川医大学 92
福島県医科大学 91.8
鳥取大学 91.7
北里大学 91.4
佐賀大学 91.2
岐阜大学 90.5
新潟大学 90.4
兵庫医科大学 89.9
琉球大学 89.8
帝京大学 89.8
福井大学 89.5
久留米大学 89
東海大学 88.9
東京医科大学 88.6
山梨大学 88.1
近畿大学 87.6
金沢大学 87.3
藤田保衛大学 86.7
東邦大学 86.6
福岡大学 86.3
金沢医科大学 84.9
岩手医科大学 81
川崎医科大学 79.3

●医師国家試験とは? (ウィキペディアより引用)
司法試験と異なり、出題科目が限定されているのではなく、基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目が出題範囲である。また科目ごとの試験ではなく、すべての科目を取り混ぜた総合問題形式である。出題はそれぞれの専門分野から選出された医師国家試験委員によって考案され出題される。

医師として知っておくべき内容を出題するとして、3年に一度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題される。しかし、全科に渡って膨大な項目数であり、試験委員の意向によってはかなりの難問も出題され、専門の医師ですら解答に困難な問題も少なくない。その分野の専門医すら解答が分かれるような難問を学生に課すべきか近年議論が起こっている。

また一般に、世間では「医師なら誰でも解ける内容」と誤解されがちだが、医学関連の全分野から出題され、またそれぞれの専門分野における最新の知見に基づいて出題されるため、出題範囲は極めて広く、専門分野以外の問題については、主要領域等を覗いてベテランの医師ほど解答に苦慮すると言っても過言ではない。

諸外国の医師国家試験は、医学生〜専門医まで何段階かの試験段階制度を施行しているものが多く、徐々に専門領域の試験となっていくのが多いが、日本の場合、国家資格としての試験は「医師国家試験」一回であり、また日本の「医師」という国家資格は名目上すべての「診療科」を扱うことが出来る資格であるため、一回の「医師国家試験」で問われる領域は限りなく広くなり、世界的に見ても難度の高い試験となっている。
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医師国家試験 奈良県立医科大学 和歌山県立医科大学 東京女子医科大学 慈恵医科大学 久留米大学 鹿児島大学 順天堂大学 北海道大学 自治医科大学
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