アラスカクルーズ：４日目（ジュノー）

ランチ後に、客室でうとうとと昼寝をしていると、突然、ゴゴゴゴゴ～～という振動が。思わず飛び起きました。なんだろう、と少し不安になっているところへ、主人が戻ってきました。どうやらジュノーに着いた様です。どうやら先ほどの振動は、着岸する際のもののよう。かなり底のほうに位置する船室だからしかたないですね。主人が、「船って、真横に進めるんだねぇ。」と、感心していました。着岸時の様子をラウンジで見ていたようです。さて、ジュノーについたので、エクスカージョンツアーに出発する準備をしいると、「本日は、天候不良のため、フライトを含むすべてのツアーは中止です。」との放送が。。。私たちは、ヘリコプターツアーを申し込んでいたので、あわてて船内のツアーデスクへ行きましたが、スタッフはみんな下船したところで待機しているので、そこでツアーの変更を申し出てくれ、とのこと。あわてて下船し、ツアースタッフに、「バスで行くメンデンホールツアー＆ホエールウォッチングツアー」への変更手続きをしてもらいました。メモ書きみたいなものしか渡されなかったので、少し不安でしたが、その手続きのスムーズさに、感心しました。ということで、何とか第二希望として狙っていたツアーに参加することができました。まず、バスでメンデンホール氷河へ向かいます。この氷河は、規模も大きく、青いとのことですが、曇り空のもとで見ても青いような気がしました。上から見たらすごいんだろうなぁ、と曇り空がうらめしく思えました。続いて、バスでホエールウォッチング船出発マリーナまで移動し、小型の遊覧船（小型といっても２階建てで、１００人くらいは乗れそうです。）で、くじらの暮らす海へ出発。しばらくすると、オルカ（シャチ）が、数頭見えました。船は、オルカの群れをさがします。群れが近づいたところで、エンジンをとめてオルカ観察です。オルカは、船のかなり近くまで寄ってきて、顔をだしたりしています。本当に感動です。ここで、残念なことに、カメラの電池切れになってしまい、写真が取れませんでした。とほほ。。船では、海中の音をひろい、オルカの泣き声をきかせてくれました。その後、ザトウクジラをさがして、船は進みます。ザトウクジラも数頭見ることができましたが、なかなか近づけないので、その大きさは、あまり実感できません。クジラは、背中ばかりで、なかなかシッポを見ることは難しいのですが、それでも３～４回は、シッポをあげている姿を見ることができました。私は、前からホエールウォッチングに興味をもっていたので、このツアーでは、大感激でした。ツアーから戻ると、８時くらいになっていました。ツアーの終了時間が遅いことから、この日のメインダイニングは、オープンシーティングになっていて、いつでも行ったもん順に、席に案内されるシステムになっていました。（ちゃんと、考えられていますね）４人席に案内されたのですが、一緒のテーブルに案内されたご夫妻は、メニューを見て、上で食べるといって帰ってしまいました。ということで、この日も二人席となりました。前の日の残りのボトルのワインを頼んだのですが、いかんせんテーブルが違うので、とっても時間がかかり、メインを食べ始めるころになっても届かなかったので、ウェイターさんに文句を言ったら、ウェイターさんは一生懸命話しかけてくれて、時間をつないでくれました。この日も、ディナーは大変おいしゅうございました。ディナーの後は、ショータイム。でも、やっぱり、少し眠ってしまいました。ショータイムで少しパワーを補充したので、今夜もカジノへ繰り出します。しかし、相変わらず、クラップスコーナーは閑古鳥がないていました。残念。少しだけカジノで遊んだあとは、エクスプローラーラウンジで、管弦楽の演奏を聴きながら、軽く一杯。なんて、幸せなのでしょう。このエクスプローラーラウンジでの管弦楽タイムは、ほんとうに気に入り、毎晩のように行くこととなりました。１２時をまわると、パブリックスペースにも、人が少なくなります。皆さんご年配なので、寝るのが早いのでしょうか？お部屋に帰るまえには、これまた日課になりつつある、リドレストランでの寝る前の（？）コーヒータイム。アメリカでは、あたりまえのようにデカフェがあるので、便利です。帰り際に、お湯をカップ一杯いただいて、お部屋に帰り、就寝です。（部屋に帰ると、たいていはすぐ寝てしまい、シャワーは朝あびていました）