今月の拙ブログは、カトリーヌ・ドヌーヴを特集しています。今月彼女が70歳になるので、この稀有の美女に敬意を表してのものです。で、それとは関係ないのですが、カトリーヌ・ドヌーヴの60年代の3作品が日本中で公開されます。「スクリーン・ビューティーズ」という企画の第2弾です。ちなみち第1弾はオードリー・ヘプバーンで、第3弾がヒッチコックの映画に出演した美女たちです。たぶんグレース・ケリーの作品あたりから1本は選ばれるでしょう。
上映されるのは、上映順で「暗くなるまでこの恋を」「恋のマノン」「シェルブールの雨傘」です。制作年は、69年、67年、64年ですから、年齢と上映順が逆順ですね。オードリーの特集も「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「麗しのサブリナ」と逆順だから、なにかをねらっているんでしょう、きっと。
日本で人気が高いのは、当然オードリーでしょうが、純粋に顔だけで見れば、やっぱりカトリーヌ・ドヌーヴのほうが美人ですよねえ。ていうか、オードリーは正直40過ぎてからは顔では仕事ができなくなったけど、カトリーヌ・ドヌーヴはそうでもないですからね。オードリー・ヘプバーンは、若いころのイメージから脱却することがついにできなかった女優だったと思います。
すいません、単に私がカトリーヌのほうが好きなだけかもしれません。オードリーが好きな方、いたら(当然いますよね)ごめんなさい。
今回の3作品は、ドヌーヴが20ごろから25あたりの姿ですので、絶世の美女なんて言葉はまさに彼女のためにある・・・ていうくらい美しい彼女を楽しめます。なお「シェルブールの雨傘」については、この作品は以前にもデジタルリマスターされたものが公開されていますが(こちらでは、その件にも少し触れています)、今回は今年のカンヌ映画祭で上映されたバージョンとのことで、色の抽出の仕方がより映画制作時のものに近いということのようですね。
詳細はHPで見ていただければいいとして、日本中かなりいろんな映画館でこの企画の上映がありますので、読者の皆さまもぜひどうぞ。
年取ってからもあまり皺が目立たなく貫禄のある女優になりました。
確かにヘップバーンは晩年顔の衰えが激しくスクリーンに顔を出すのは
苦しかったようで別の方面(ユニセフ)に力を入れていた。
それに比べてドヌーブは今でもきれいですね。私としては
「昼顔」や「ロシュフォール・・・」他いろいろありますが
「シェルブールの雨傘」を一番としておきます。
>年取ってからもあまり皺が目立たなく貫禄のある女優になりました。
そうですね。顔のしわ伸ばしをしているのかもしれませんが、基本的にわりと体格のいい女性だったので、皺が目立ちにくかったのだと思います。
>確かにヘップバーンは晩年顔の衰えが激しく
ええ、正直亡くなる直前あたりですと、あまりに容姿の衰えがひどくてちょっと見るのがきついくらいでした。60ちょっとで亡くなったので、そんなに老けていたわけではなかったのですが。
>それに比べてドヌーブは今でもきれいですね。私としては
「昼顔」や「ロシュフォール・・・」他いろいろありますが
「シェルブールの雨傘」を一番としておきます。
私が翻訳しているインタビューでも後で語るように、彼女自身も「シェルブール…」が一番好きな作品だそうです。確かにこの作品がなければ今のドヌーヴはないし、私が今こんな記事を書いたりshizukataさんからコメントをいただくこともなかったと思います。
またいろいろコメントしてください。
昨日スクリーン・ビューティズの三作品を見終わりました。ドヌーヴは中学生の頃にロードショウのピンナップを部屋の壁に貼ってあり日焼けしたそのピンナップはいまだに保管してあります。
中学生の頃、映画雑誌を見ていて本当に綺麗な女優さんだな思ったのは彼女だけでした。キャサリン・ロスとかジャックリーン・ビセットとか居ましたがブロンドの髪を風になびかせる彼女にはとてもかなわないと思います。
顔立ちからクール・ビューティーとも言われるかもしれませんが、ファンにとっては嬉しい堂々としたヌードを見せてくれるのは何か熱い物とかプロ根性を持っているのでしょうね。
彼女の映画を劇場で見たのはリスボン特急が初めてで当然とは言いませんが60年代の作品は劇場で観ていなく今回ミニシアターですがようやく劇場で観られました。
作品的には、シェルブールの雨傘が一番良かったですね。デジタルの凄さか、スクリーンでのシェルブールの街がクレヨンの色彩に見えました。それに、冒頭のシーンがなんだかフランス映画らしい気がしました。
大ヒットの作品は、フランス映画なので興行的にマニアック気味で少ないのかもしれませんがスクリーンで美しい彼女をまた観られる機会がある事を願ってます。
ネットでこのサイトにたどり着きました。美しい女優さんて良いなとあらためて見ていた次第です。
長くなりました。
「スクリーン・ビューティーズ」を3作品ともご覧になったのですか。私は「恋のマノン」と「暗くなるまでこの恋を」を見ました。「シェルブールの雨傘」は、後日見るつもりです。
>キャサリン・ロスとかジャックリーン・ビセットとか居ましたがブロンドの髪を風になびかせる彼女にはとてもかなわないと思います。
ドヌーヴの美しさはちょっと別格でしょうね。彼女と比較したら、ほかの女優さんたちはちょっとかわいそうです。
>ファンにとっては嬉しい堂々としたヌードを見せてくれるのは何か熱い物とかプロ根性を持っているのでしょうね。
彼女はけっこう脱いじゃいますね。フランス女優は脱ぎっぷりがいいんですが、役者根性もすごいんでしょう。
>60年代の作品は劇場で観ていなく今回ミニシアターですがようやく劇場で観られました。
私は、「シエルブール・・・」とお姉さんと共演した「ロシュフォール・・・」「昼顔」、ポランスキーが監督の「反撥」が劇場で見たドヌーヴの60年代の映画ですかね。もっと一生懸命回っていれば見ることはできたんでしょうけど。
>作品的には、シェルブールの雨傘が一番良かったですね。
ドヌーヴも、自分が一番好きな作品は「シェルブール…」と語っています。これは昔からですね。
>大ヒットの作品は、フランス映画なので興行的にマニアック気味で少ないのかもしれませんがスクリーンで美しい彼女をまた観られる機会がある事を願ってます。
ネットでこのサイトにたどり着きました。美しい女優さんて良いなとあらためて見ていた次第です。
ありがとうございます。彼女の場合、まだまだ第一線の女優ですから、これからも彼女の出演作はどんどん日本公開されると思います。私も記事を書いていきますので、ドヌーヴへの想いをコメントしてくだされば幸いです。