このブログの記事でだいぶひんしゅくを買った記事の1つに、櫻井よしこの「正論大賞」受賞を揶揄った記事があります。
櫻井よしこのような歴史修正主義者にたいして「自由と民主主義のために闘う」と自称する賞を与えるのはどうかと思い書いた記事ですが、しかしどうも櫻井よしこという人はわりと右翼に人気がある(笑)みたいで、この記事に限らず彼女のことを批判したり悪く書いた記事には私を罵倒するコメントがけっこうきます。まあいいけどね。
さてさて、2011年度の受賞者はというと・・・。
渡辺利夫という人です。
で、本日2月22日に、こちらの記事(魚拓)によると
>贈呈式は来年2月22日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で行う。
櫻井よしこなら、好き嫌いはともかくとして、たいていの人が顔と声くらいは知っているでしょうが、渡辺のことをすぐピンとくる人は、産経ウォッチャーでなければあまり多くないと思います。
>渡辺 利夫(わたなべ としお、1939年6月22日 - )は、日本の経済学者(経済学博士)。拓殖大学総長・学長、東京工業大学名誉教授、日本安全保障・危機管理学会会長。専門は開発経済学、アジア経済。
私はもちろん知っていますけど、世間一般で知られている人物ではないでしょう。で、個人的に興味を持ったのが、この人の役職です。
>財団法人山梨総合研究所理事長
中国経済学会理事・副会長
国際開発学会理事
財団法人国際開発センター理事
財団法人住友財団監事
日本国際教育大学連合理事長
財団法人日本国際フォーラム評議員
財団法人松下政経塾理事
社団法人企業研究会参与
東アジア総合研究所理事長
財団法人UFJ国際財団評議員
財団法人社会経済生産性本部評議員
日本教育再生機構代表委員
教科書改善の会世話人
日本安全保障・危機管理学会3代目会長 2代目会長松本三郎の死去の後、2009年6月5日就任
国家基本問題研究所理事
国家基本問題研究の関係者ということで、櫻井よしこと関係が深いみたいですね。産経新聞からすればお気に入りの人物というところでしょう。
なお、上でリンクした記事にも
>高成長を遂げる東アジアにおける中国の海洋覇権主義に警鐘を鳴らし、東アジア共同体の危険性や日米同盟の強化など、日本がとるべき針路についての提言を行ってきた。
>両氏とも産経新聞「正論」欄執筆メンバー。
とあります(「両氏」のうち、渡辺以外は、正論新風賞受賞の井上寿一のこと)。
で、櫻井よしこと渡辺が2011年の正月に産経新聞に掲載した対談がひどい(笑)。まあ、どうしようもない代物です。bogus-simotukareさんがきっちり批判してくれているのでそちらをお読みください。正月早々、もうすこしまともなことを対談しろよ。
それにしても、正月から正論大賞の受賞者と(しかも、渡辺は結果的に翌年の受賞者となった人物です)対談させているんですから、産経の渡辺に対する高い評価も分かろうというものです。
で、前にも紹介しました通り、「正論大賞」の受賞者を列挙しますと・・・
>第1回(1985年) - 渡部昇一
第2回(1986年) - 加藤寛
第3回(1987年) - 唐津一
第4回(1988年) - 曽野綾子
第5回(1989年) - 竹村健一
第6回(1990年) - 猪木正道
第7回(1991年) - 堺屋太一
第8回(1992年) - 西部邁
第9回(1993年) - 上坂冬子
第10回(1994年) - 西尾幹二
第11回(1995年) - 岡崎久彦
第12回(1996年) - 田久保忠衛
第13回(1997年) - 江藤淳
第14回(1998年) - 三浦朱門
第15回(1999年) - 石原慎太郎(特別賞 - 勝田吉太郎、桑原寿二、佐伯彰一、関嘉彦)
第16回(2000年) - 小堀桂一郎
第17回(2001年) - 屋山太郎(特別賞 - 亀井正夫)
第18回(2002年) - 中西輝政
第19回(2003年) - 中嶋嶺雄
第20回(2004年) - 森本敏
第21回(2005年) - 藤岡信勝
第22回(2006年) - 佐々淳行
第23回(2007年) - 佐伯啓思(特別賞 - 阿久悠)
第24回(2008年) - 加地伸行
第25回(2009年) - 佐瀬昌盛
第26回(2010年) - 櫻井よしこ
第27回(2011年) - 渡辺利夫
うーん、産経新聞御用達の連中ばっかりだぞ。もうすこし気の利いた人間を選べよと思いますが、それを産経に求めるのはできない相談でしょうね。wikipediaにも
>選考基準は、同グループの基本理念である「自由と民主主義のために闘う正論路線」を発展させた個人。
>上記選考基準のため、受賞者は産経新聞に毎日掲載されるオピニオン・コラム「正論」の執筆者(いわゆる“正論メンバー”)や、保守論壇で活躍する論客が殆どとなる。
つまりはタイトルに書いたように、産経新聞のおめがねにかなった人間しか、「正論大賞」なんて賞は受賞できないということです。仲間内の論功賞としての側面が大(というよりそれだけ)ということですね。もっとも世間のまともな人間は、産経新聞の賞の受賞なんて迷惑にもほどがあるでしょうし、産経新聞の賞を受ける人は「正論路線」の支持者でしょうから、それを問題にする人はほとんどいないということでしょう。
そうすると、当ブログでも散々馬鹿にしている島田洋一あたりがいつこの賞を受賞するか、なかなか興味があります。さすがにまともなところは島田なんかに賞をだすことはしないでしょうが、「正論大賞」なら可能性はあるでしょう。西岡力とか荒木和博が受賞する可能性だって「正論大賞」ならありです。
というわけで、次の受賞者がどんな惨憺たる人間か、いまのうちから楽しみにしておきましょう。
それはそうと、
>フジサンケイグループの基本理念である「自由と民主主義のために闘う正論路線」
てありますが、産経新聞にとってはそれはそうかも知らんけど、フジテレビにとってはそんなのはとっくの昔に興味を失っているように思うんですけど。フジテレビからすれば、産経新聞にたいしていまだにおこなっている援助なんて迷惑以外のなにものでもないでしょう。株主に説明できるようなものでもないし。しがらみがあるから続けてはいるけど、社員も幹部も、そんなものはとっとと打ち切りたいんじゃないんですか。昨年あったフジテレビへのデモなんて、産経新聞を支持している連中もたぶん大勢参加したはずですし。フジテレビだって昔ほどもうかっているわけじゃないしね。
櫻井よしこのような歴史修正主義者にたいして「自由と民主主義のために闘う」と自称する賞を与えるのはどうかと思い書いた記事ですが、しかしどうも櫻井よしこという人はわりと右翼に人気がある(笑)みたいで、この記事に限らず彼女のことを批判したり悪く書いた記事には私を罵倒するコメントがけっこうきます。まあいいけどね。
さてさて、2011年度の受賞者はというと・・・。
渡辺利夫という人です。
で、本日2月22日に、こちらの記事(魚拓)によると
>贈呈式は来年2月22日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で行う。
櫻井よしこなら、好き嫌いはともかくとして、たいていの人が顔と声くらいは知っているでしょうが、渡辺のことをすぐピンとくる人は、産経ウォッチャーでなければあまり多くないと思います。
>渡辺 利夫(わたなべ としお、1939年6月22日 - )は、日本の経済学者(経済学博士)。拓殖大学総長・学長、東京工業大学名誉教授、日本安全保障・危機管理学会会長。専門は開発経済学、アジア経済。
私はもちろん知っていますけど、世間一般で知られている人物ではないでしょう。で、個人的に興味を持ったのが、この人の役職です。
>財団法人山梨総合研究所理事長
中国経済学会理事・副会長
国際開発学会理事
財団法人国際開発センター理事
財団法人住友財団監事
日本国際教育大学連合理事長
財団法人日本国際フォーラム評議員
財団法人松下政経塾理事
社団法人企業研究会参与
東アジア総合研究所理事長
財団法人UFJ国際財団評議員
財団法人社会経済生産性本部評議員
日本教育再生機構代表委員
教科書改善の会世話人
日本安全保障・危機管理学会3代目会長 2代目会長松本三郎の死去の後、2009年6月5日就任
国家基本問題研究所理事
国家基本問題研究の関係者ということで、櫻井よしこと関係が深いみたいですね。産経新聞からすればお気に入りの人物というところでしょう。
なお、上でリンクした記事にも
>高成長を遂げる東アジアにおける中国の海洋覇権主義に警鐘を鳴らし、東アジア共同体の危険性や日米同盟の強化など、日本がとるべき針路についての提言を行ってきた。
>両氏とも産経新聞「正論」欄執筆メンバー。
とあります(「両氏」のうち、渡辺以外は、正論新風賞受賞の井上寿一のこと)。
で、櫻井よしこと渡辺が2011年の正月に産経新聞に掲載した対談がひどい(笑)。まあ、どうしようもない代物です。bogus-simotukareさんがきっちり批判してくれているのでそちらをお読みください。正月早々、もうすこしまともなことを対談しろよ。
それにしても、正月から正論大賞の受賞者と(しかも、渡辺は結果的に翌年の受賞者となった人物です)対談させているんですから、産経の渡辺に対する高い評価も分かろうというものです。
で、前にも紹介しました通り、「正論大賞」の受賞者を列挙しますと・・・
>第1回(1985年) - 渡部昇一
第2回(1986年) - 加藤寛
第3回(1987年) - 唐津一
第4回(1988年) - 曽野綾子
第5回(1989年) - 竹村健一
第6回(1990年) - 猪木正道
第7回(1991年) - 堺屋太一
第8回(1992年) - 西部邁
第9回(1993年) - 上坂冬子
第10回(1994年) - 西尾幹二
第11回(1995年) - 岡崎久彦
第12回(1996年) - 田久保忠衛
第13回(1997年) - 江藤淳
第14回(1998年) - 三浦朱門
第15回(1999年) - 石原慎太郎(特別賞 - 勝田吉太郎、桑原寿二、佐伯彰一、関嘉彦)
第16回(2000年) - 小堀桂一郎
第17回(2001年) - 屋山太郎(特別賞 - 亀井正夫)
第18回(2002年) - 中西輝政
第19回(2003年) - 中嶋嶺雄
第20回(2004年) - 森本敏
第21回(2005年) - 藤岡信勝
第22回(2006年) - 佐々淳行
第23回(2007年) - 佐伯啓思(特別賞 - 阿久悠)
第24回(2008年) - 加地伸行
第25回(2009年) - 佐瀬昌盛
第26回(2010年) - 櫻井よしこ
第27回(2011年) - 渡辺利夫
うーん、産経新聞御用達の連中ばっかりだぞ。もうすこし気の利いた人間を選べよと思いますが、それを産経に求めるのはできない相談でしょうね。wikipediaにも
>選考基準は、同グループの基本理念である「自由と民主主義のために闘う正論路線」を発展させた個人。
>上記選考基準のため、受賞者は産経新聞に毎日掲載されるオピニオン・コラム「正論」の執筆者(いわゆる“正論メンバー”)や、保守論壇で活躍する論客が殆どとなる。
つまりはタイトルに書いたように、産経新聞のおめがねにかなった人間しか、「正論大賞」なんて賞は受賞できないということです。仲間内の論功賞としての側面が大(というよりそれだけ)ということですね。もっとも世間のまともな人間は、産経新聞の賞の受賞なんて迷惑にもほどがあるでしょうし、産経新聞の賞を受ける人は「正論路線」の支持者でしょうから、それを問題にする人はほとんどいないということでしょう。
そうすると、当ブログでも散々馬鹿にしている島田洋一あたりがいつこの賞を受賞するか、なかなか興味があります。さすがにまともなところは島田なんかに賞をだすことはしないでしょうが、「正論大賞」なら可能性はあるでしょう。西岡力とか荒木和博が受賞する可能性だって「正論大賞」ならありです。
というわけで、次の受賞者がどんな惨憺たる人間か、いまのうちから楽しみにしておきましょう。
それはそうと、
>フジサンケイグループの基本理念である「自由と民主主義のために闘う正論路線」
てありますが、産経新聞にとってはそれはそうかも知らんけど、フジテレビにとってはそんなのはとっくの昔に興味を失っているように思うんですけど。フジテレビからすれば、産経新聞にたいしていまだにおこなっている援助なんて迷惑以外のなにものでもないでしょう。株主に説明できるようなものでもないし。しがらみがあるから続けてはいるけど、社員も幹部も、そんなものはとっとと打ち切りたいんじゃないんですか。昨年あったフジテレビへのデモなんて、産経新聞を支持している連中もたぶん大勢参加したはずですし。フジテレビだって昔ほどもうかっているわけじゃないしね。











>フジテレビからすれば、産経新聞にたいしていまだにおこなっている援助なんて迷惑以外のなにものでもないでしょう。
産経ってフジに寄生しているんだ( ..)φメモメモ
どうりで…(以下略)
>bogus-simotukareさんがきっちり批判してくれているのでそちらをお読みください。
いつもご紹介いただきありがとうございます。しかし渡辺が学長で、荒木や西岡が教員じゃあねえ。拓殖に好感が持てそうにない。
>産経新聞にとってはそれはそうかも知らんけど、フジテレビにとってはそんなのはとっくの昔に興味を失っているように思うんですけど。
真偽は不明ですが、以前俺が読んだ「噂の真相」によれば韓流ドラマやK−POPなどでつきあいのある韓国テレビ局に「お願いだからつくる会教科書をフジサンケイグループで出すのだけはやめてくれ、韓国内の批判世論でフジテレビとつきあうのが難しくなるかもしれないから。ほかの出版社(文春とか)から出さればいいじゃないですか」とフジテレビ幹部が言われて「わかりました、うちの系列からは出しません」とも「出して何が悪い」とも言えず「いろいろなしがらみがあるので・・・」「うちもやりたくないんですが・・・」としどろもどろになったそうですからね。本音ではいやなのかもしれません。
hatsu様へ
フジテレビ、産経新聞の関係については、
『メディアの支配者(上)(下)』
中川 一徳(著)
がとってもくわしく書いていて面白いですよ。
http://d.hatena.ne.jp/sankeiaidokusya/20120222/p1
>産経ってフジに寄生しているんだ
フジに見捨てられたら産経はアウトです。
>「いろいろなしがらみがあるので・・・」「うちもやりたくないんですが・・・」
フジだって現場スタッフからは「あいつらいいかげんにしろ」くらいに思われているんじゃないんですか。迷惑にもほどがあるっていうものでしょう。
まあ歴史に造詣がある人じゃありませんからね、確かにそういうこともあるかもしれませんね。
ところで私もアパのホテルに1回だけ泊まったことがあり、記事も書きましたのでよろしければお読みになってください。
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/b5ffb32462b29be2d597db4b5491163e
フジテレビの株主総会であの会社の現状に批判的な株主が次のように質問したそうです(p68)。
「フジテレビが産経新聞に資金援助しているという話は事実か。事実ならばその理由、金額、性質(贈与なのか貸与なのか)などを説明してほしい」
で、回答
「そもそも資金援助はやっていない。ほかのフジサンケイグループ企業と同様のつきあいしかない」
この回答が事実なら、本当かよ、嘘だろ、フジテレビって思いますが。
ほかにも
Q「郵政省からの天下り役員についてどう思ってるのか」
A「識見を見込んで役員にしたのであって天下りだと思ってない」とか、なかなか面白い。
>回答
「そもそも資金援助はやっていない。ほかのフジサンケイグループ企業と同様のつきあいしかない」
この回答が事実なら、本当かよ、嘘だろ、フジテレビって思いますが
記事にも書きました通り、株主に説明出来たり正当化できるものではありませんからね。「広告費」とかで処理しているわけですが、ともかくフジテレビからすれば「迷惑」「いいかげんにしろ」「こんなこといつまでもやっていられない」っていうところでしょう。
「客室はデ○ヘルのチラシ常備」というのは本当で?
いや、私が泊まったのは2009年の春ですけど、見当たりませんでしたね。断言はできませんけど、当時はなかったんじゃないんですか。いまはどうだかですが。今度5月に泊まるかもしれませんので、確認してみます(笑)。